特許
J-GLOBAL ID:200903067518674342

熱可塑性樹脂の成形品が溶着された物品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 江原 望 ,  中村 訓 ,  小田 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-314548
公開番号(公開出願番号):特開2004-148592
出願日: 2002年10月29日
公開日(公表日): 2004年05月27日
要約:
【課題】第1,第2部材が溶着された物品であって、取付部が成形された部分における接合部での所要の接合強度が確保されると共に、物品自体または取付部の取付面の変形が防止または抑制された物品を提供する。【解決手段】物品は熱可塑性樹脂の成形品である第1,第2部材10,20を備え、それらの周縁部C1,C2の接合部14,24同士が溶着部Mで溶着される。第2部材20に取付部30が一体成形され、第1,第2部材10,20には、取付部30の取付面33に直交する方向A1に面すると共に溶着時に治具61,62が当接する当接面17,27,38が形成される。周縁部C2は、当接面27を有するフランジ21と取付部30の基端部31とからなる。基端部31の接合部24tは、方向A1から見て取付面33と重なる位置にあり、基端部31には、方向A1で取付面33よりも溶着部Mに近い位置にある当接面28bを有する凸部28が形成される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
いずれも熱可塑性樹脂の成形品である第1部材および第2部材を備え、前記第1部材の第1周縁部および前記第2部材の第2周縁部に第1接合部および第2接合部がそれぞれ形成され、前記第1接合部と前記第2接合部とが溶着部で溶着された物品において、 前記第2部材には、先端部に取付面を有する取付部が一体成形されており、前記第1部材および前記第2部材には、前記取付面に直交する方向である第1方向に面すると共に溶着時に前記第1接合部および前記第2接合部に加圧力を作用させる治具が当接し得る当接面が形成されていて、前記第2周縁部は、前記当接面を有するフランジと、該フランジが欠如した部分に形成されている前記取付部の基端部とからなり、該基端部の前記第2接合部は、前記第1方向から見て前記取付面と重なる位置にあり、前記基端部には、前記第1方向で前記取付面よりも前記溶着部に近い位置にある前記当接面を有する当接面形成部が形成されていることを特徴とする物品。
IPC (1件):
B29C65/02
FI (1件):
B29C65/02
Fターム (8件):
4F211AG24 ,  4F211AH17 ,  4F211TA01 ,  4F211TC08 ,  4F211TD03 ,  4F211TJ22 ,  4F211TN01 ,  4F211TQ01

前のページに戻る