特許
J-GLOBAL ID:200903067526209357

CDMA復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-140886
公開番号(公開出願番号):特開平8-335899
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】 CDMA方式における無線受信部の復調に用いる復調回路に関するもので、それに用いる適応制御している直交化フィルタのタップ係数の収束時間を短縮できる復調回路を提供する。【構成】 位相誤差補償部107の出力は、パイロットシンボル周期で出力され、タイミング調整機能部110で数シンボル周期保持する。保持された位相補償の値を用いることにより、誤差生成回路109では、識別判定後の信号ベクトルと識別判定前の信号ベクトルから、情報シンボル毎に誤差ベクトルを生成することができる。誤差ベクトルはシンボル周期で順次、前記タップ係数制御部111へ入力される。タップ係数制御部111では、シンボル周期で直交化フィルタのタップ係数の更新を行う。タップ係数の値を最適な値に早く収束させることができるので、通話中に他のユーザの発呼または終呼により干渉波の状態が変化しても、通話品質が劣化する時間を短くすることができる。
請求項(抜粋):
情報周期より高速の速度の拡散符号で広帯域の信号に拡散して多重アクセス伝送を行う符号分割多重アクセス(CDMA)伝送で、周期的にパターン既知のパイロットシンボルが含まれる受信信号を復調する復調回路において、情報シンボルNシンボル周期(N:1以上の自然数)相当のタップ長を有し、前記拡散符号のM分の1(M:1以上の自然数)の遅延機能とタップ係数を乗算する乗算機能と、各タップの出力信号を加算する加算機能を有する直交化フィルタ部と、前記パイロット信号の受信位相から伝送路における位相、振幅変動を推定し、パイロット信号から推定された位相、振幅変動を内挿補間することにより情報シンボルを補償する絶対位相推定・位相補償部と、前記位相誤差補償部出力を複数シンボル周期保持することによりタップ係数の更新タイミングを調整するタイミング調整機能部と、タイミング調整部出力を識別・判定する識別判定部と、前記位相誤差補償後の受信信号ベクトルと識別判定後の信号ベクトルとの誤差ベクトルを生成する誤差ベクトル生成部と、前記誤差ベクトルの平均2乗誤差を最小にするように、前記直交化フィルタのタップ係数を求めるタップ係数制御部とから構成されることを特徴とする復調回路。
IPC (4件):
H04B 7/005 ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/01 ,  H04B 1/707
FI (4件):
H04B 7/005 ,  H03H 21/00 ,  H04B 7/01 ,  H04J 13/00 D

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