特許
J-GLOBAL ID:200903067527227243

穿刺機構付き超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-095478
公開番号(公開出願番号):特開平7-275248
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 穿刺機構付き超音波診断装置において、被検体の対象部位へ向けて挿入された穿刺針のカラーフロー像を対象部位の断層像と重畳して表示し、該穿刺針の対象部位内での位置を明確に表示する。【構成】 カラーフローマッピング部を構成する複素乗算部8の入力部に、カラーフロー像のカラー感度を増減させるためにゲインを変化する可変ゲイン増幅器12を設けると共に、この可変ゲイン増幅器12のゲイン設定を変更するゲイン設定ROM13を設け、さらにこのゲイン設定ROM13に対してゲイン設定の変更を指令する切換スイッチ14を設け、被検体15内の対象部位16に挿入された穿刺針18のカラーフロー像20と対象部位16の断層像19とを重畳して表示するようにしたものである。これにより、上記穿刺針18の対象部位16内での位置を明確に表示することができる。
請求項(抜粋):
被検体内へ超音波を送受信する探触子と、この探触子に隣接して設けられ被検体内の対象部位へ向けて穿刺針の挿入を案内するメカニカルガイドと、上記探触子を駆動して超音波を発生させると共に受信した反射エコーの信号を処理する超音波送受信部と、この超音波送受信部からの受信信号を入力し所定の遅延時間を与えて整相加算する整相部と、この整相部からの処理信号を入力して被検体内の対象部位の断層像を形成するBモード像処理部と、同じく整相部からの処理信号を入力して被検体内の対象部位周辺の運動部分のドプラ周波数偏移信号を検出してカラーフロー像を形成するカラーフローマッピング部と、上記Bモード像処理部及びカラーフローマッピング部で形成された断層像及びカラーフロー像を重畳して表示可能な表示装置とを備えて成る穿刺機構付き超音波診断装置において、上記カラーフローマッピング部の入力部に、カラーフロー像のカラー感度を増減させるためにゲインを変化する可変ゲイン増幅器を設けると共に、この可変ゲイン増幅器のゲイン設定を変更するゲイン設定変更手段を設け、さらにこのゲイン設定変更手段に対してゲイン設定の変更を指令する切換スイッチを設け、被検体内の対象部位に挿入された穿刺針のカラーフロー像と対象部位の断層像とを重畳して表示するようにしたことを特徴とする穿刺機構付き超音波診断装置。

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