特許
J-GLOBAL ID:200903067552962152

電子写真用感光体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-203451
公開番号(公開出願番号):特開平6-051546
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 連続画像複写に対する耐トナー・フィルミング性を維持する機能分離型電子写真用感光体。【構成】 電荷移動層をα-置換スチルベン誘導体の電荷移動剤と、(1)結着剤樹脂をポリカーボネートと、スチレン〜マレイン酸共重合体、ポリ塩化ビニリデン、フェノキシ樹脂、またはポリビニルアセタールからなる群(A)から選ばれた少なくとも1種の樹脂を共用した、(2)ポリカーボネート、ポリサルホン、またはポリアリレートからなる群(B)の少なくとも1種と、アクリル樹脂、及びスチレン-メタクリル酸またはメタクリル酸エステル共重合体からなる群(C)から選ばれた樹脂の少なくとも1種を共用した、機能分離型電子写真用感光体は、繰返し使用後もトナーフィルミングが発生しない。また、ポリカーボネート/群(A)、及び群(B)/群(C)の樹脂の重量比を100:0.5〜20とすることにより、耐トナーフィルミング性が良好で、かつ、感度も優れている。
請求項(抜粋):
導電性基体上に少なくとも電荷発生層と電荷移動層とを有する機能分離型電子写真用感光体において、前記電荷移動層の電荷移動剤として式(I)で示されるα-置換スチルベン化合物を用い、結着剤成分としてポリカーボネートと、スチレン-マレイン酸共重合体、ポリ塩化ビニリデン、フェノキシ樹脂、またはポリビニルアセタールからなる群(A)から選ばれた少なくとも1種の樹脂との混合樹脂を用いたこと特徴とする機能分離型電子写真用感光体。式中R1は置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、R2、R3、及びR4は水素原子、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基を表し、Ar1は置換もしくは無置換のアリール基、Ar2は置換もしくは無置換のアリーレン基を表す。Ar1とR1は共同で環を形成してもよい。またnは0または1の整数である。
IPC (3件):
G03G 5/06 313 ,  G03G 5/047 ,  G03G 5/05 101

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