特許
J-GLOBAL ID:200903067555521475

現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 智廣 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-035854
公開番号(公開出願番号):特開平11-231652
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 二成分現像剤を使用したジャンピング現像方式の現像装置において、トナーの飛散現象の発生を防止しつつ履歴現象を簡単かつ確実に防止できるようにする。【解決手段】 装置ハウジング2内に、現像ロール3の現像領域Eの通過後でかつ磁気ブラシロール4との対向位置Pの到達前となるロール表面に当接してその表面に付着するトナーTを掻き取るトナー掻き取り部材10と、このトナー掻き取り部材10により掻き取られたトナーTを静電気的に吸着させるとともにその吸着したトナーTを少なくとも装置ハウジング2内の二成分現像剤Tに接触させ得る回転電極部材30と、この回転電極部材30に吸着しないトナーTを少なくとも吸引して回収する回転回収部材50を備えた吸引回収室60とを設けた。
請求項(抜粋):
潜像が形成される潜像担持体と対向する部位に現像用開口が開設され、トナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤を収容して攪拌する現像剤収容室を備えた装置ハウジングと、この装置ハウジングの現像用開口に面して配設されて回転する現像ロールと、この現像ロールと前記現像剤収容部との間に配設されて回転し、その収容室内で攪拌されて摩擦帯電した二成分現像剤を磁気ブラシ状にして現像ロール側に搬送する磁気ブラシロールとを有し、前記磁気ブラシロールと前記現像ロールとの間にトナー供給用バイアスを印加して磁気ブラシロール上のトナーのみを現像ロール側に転移させるとともに、前記現像ロールと前記潜像担持体との間に現像バイアスを印加して現像ロール上のトナーを潜像担持体と対向する現像領域でその担持体側に転移させる現像装置において、前記装置ハウジング内に、前記現像ロールの現像領域の通過後でかつ前記磁気ブラシロールとの対向位置の到達前となるロール表面に当接してその表面に付着するトナーを掻き取るトナー掻き取り部材と、このトナー掻き取り部材により掻き取られたトナーを静電気的に吸着させるとともにその吸着したトナーを少なくとも前記装置ハウジング内の二成分現像剤に接触させ得る回転電極部材と、この回転電極部材に吸着しないトナーを少なくとも吸引して回収する回転回収部材を備えた吸引回収室とを設けたことを特徴とする現像装置。

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