特許
J-GLOBAL ID:200903067568112493

符号分割多重通信方法及び符号分割多重通信受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-010082
公開番号(公開出願番号):特開平6-224878
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 1対Nの通信においてNの数を多くする。【構成】 各端末局121 で2値情報列を、フレームに分割し、その各フレームを誤り訂正符号化し、これに各端末局に個有の2M 値ランダム系列を加算回路22で加算し、2M 個の拡散系列の1つを各シンボルごとに送信機23より送信する。中心局11の整合フィルタ26-1〜26-2M で各拡散系列を逆拡散し、その各出力を比較器29-1〜29-2M でしきい値と比較した値から各端末局個有の2M ランダム系列を減算回路311 〜31N で引算し、復号器321 〜32N でビタビ復号し、m個の復号符号語候補を得る。各復号器から1つの候補を選出した複数の組み合わせをセレクタ33で作り、受信パターン候補と比較器29-1〜29-2M の出力パターンを回路35で比較し、不一致シンボルの数が1フレームで最小となる受信パターン候補に対応する各復号符号語を正しい出力とする。
請求項(抜粋):
一つの中心局から、基準シンボルタイミングと、複数シンボルを周期とするフレームタイミングとをN個(Nは2以上の整数)の端末局へ送信し、これらN個の各端末局は、送信情報系列を受信した上記フレームタイミング周期に等しい長さのフレームに分割して、符号語とし、その各符号語を効率1/M(Mは2以上の整数)の符号に符号化し、その符号化系列に、これと同一速度の、各端末局に個有の2M 値のスクランブルランダム系列を2M を法とする加算を行って、2M 個の送信符号から選択された受信符号列とし、この送信符号列を、受信した上記基準シンボルタイミングに周期して論理和特性をもつチャネルを介して上記中心局へ送信し、上記中心局は2M 個の判定器でこれらチャネルを介して受信した信号から、上記2M 個の送信符号の各1つをそれぞれ受信されたか否か判定し、これら2M 個の判定器で受信されたと判定されたものについて、その判定器に与えられた2M 値の値からそれぞれ上記各端末局の個有の2M 値のスクランブルランダム系列を2M を法とする減算を行い、そのN個の減算結果に対して効率1/Mの符号に対する最尤復号をそれぞれ行い、その各復号過程で得られる確からしい複数の復号符号語候補を各1つずつ取り出し、それらと対応する上記送信符号をそれぞれ作成し、これらを合成して受信パターン候補を作り、このようにして得られた上記復号符号語候補の組み合わせを異にする各受信パターン候補のそれぞれと、上記の復号により得られた合成パターンとをシンボルタイミングごとに比較し、上記1フレームにわたる相違シンボル数の総和が最小の上記受信パターン候補を求め、これと対応する上記各N個の復号結果を、対応N個の端末局からの送信信号の受信復号結果とする、符号分割多重通信方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-201089

前のページに戻る