特許
J-GLOBAL ID:200903067571714844

メタクリル酸の改良された精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093209
公開番号(公開出願番号):特開平7-278045
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、側反応による反応器中におけるイソ酪酸の損失と、重合による分別カラム中におけるメタクリル酸の損失を減少させて、全収率をより高くし、コストをより低くするのに有効な方法の提供を目的とする。【構成】 分別蒸留と溶融結晶化工程を合わせた、98%を超える純度のα,β-不飽和C3 〜C6 カルボン酸の製造方法が提供される。
請求項(抜粋):
98重量%を越える純度のα,β-不飽和C3 〜C6 カルボン酸を製造する方法であって、(a)飽和C3 〜C6 カルボン酸を反応器内で酸化脱水素して、α,β-不飽和C3 〜C6 カルボン酸及び飽和カルボン酸を含み、飽和カルボン酸に対するα,β-不飽和カルボン酸の比が約0.2を超える第1の生成物流を調製し;(b)第1の生成物流を蒸留ユニット内で分別蒸留して、(1)飽和カルボン酸に対するα,β-不飽和カルボン酸の比が第1の生成物流よりも小さい塔頂流と、(2)飽和カルボン酸に対するα,β-不飽和カルボン酸の比が第1の生成物流よりも大きい塔底流とを調製し;(c)塔頂流を反応器中に供給し;(d)塔底流を結晶化ユニット中に供給し;(e)結晶化ユニット中で塔底流を1回以上溶融結晶化して、(1)約98重量%を超えるα,β-不飽和カルボン酸を含む第2の生成物流と、(2)約80重量%を超えるα,β-不飽和カルボン酸を含む1以上の母液流とを調製し、;(f)1以上の母液流を蒸留ユニットに供給する、工程を含む方法。
IPC (3件):
C07C 57/07 ,  C07C 51/43 ,  C07C 51/44

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