特許
J-GLOBAL ID:200903067572643797

ケーブル接続箱のシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上代 哲司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-057068
公開番号(公開出願番号):特開平9-252517
出願日: 1996年03月14日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 従来のシール構造は適用できるケーブル外径の範囲が狭く、また未加流のゴムを使用しているので再利用が出来ない。これらの対策として、ねじ機構を有する構造も考案されたが複雑でコスト高となる。【解決手段】 半円状に分割されたリング状のグロメット2と、分割されたグロメットの外周を夫々圧縮して保持するホルダ1と、ホルダを固定するために接続箱の壁面を2分割して形成されたベース3とを備え、ホルダ1はグロメット2の弾性に応じて厚さ方向(矢印5)に圧縮自在であり、ベース3には圧縮長さに対応した位置にホルダ1を固定する機構が設けられ、ホルダ1を圧縮したときグロメット2はリングの中心に向かって膨張し、膨張したグロメットの内径はD1からD2まで縮小するので、中心を貫通しているケーブル4の外周を押しつけて水密あるいは気密が形成される。
請求項(抜粋):
接続あるいは分岐された部分を保護するケーブル接続箱と該接続箱を貫通するケーブル外周との間をシールする構造において、半円状に分割されたリング状のグロメットと、分割されたグロメットの外周を夫々断面がL形の部材によってケーブル軸方向に圧縮して保持するホルダと、ホルダを固定するために接続箱の壁面を2分割して形成されたベースとを備え、前記ホルダはグロメットの弾性に応じて厚さ方向に圧縮自在であり、前記ベースには圧縮長さに対応した位置にホルダを固定する機構が設けられ、 ホルダを圧縮したときグロメットはリングの中心に向かって膨張し、膨張したグロメットは中心を貫通しているケーブル外周を押しつけて密閉が構成されることを特徴とするケーブル接続箱のシール構造。
IPC (3件):
H02G 3/22 ,  H01B 17/58 ,  H05K 7/00
FI (3件):
H02G 3/22 A ,  H01B 17/58 D ,  H05K 7/00 M

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