特許
J-GLOBAL ID:200903067576547245
廃油脂のケミカルリサイクル方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山内 康伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-294441
公開番号(公開出願番号):特開2005-060587
出願日: 2003年08月18日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】廃油脂を、比較的簡単かつ安価な処理手段により、高純度の脂肪酸アルキルエステル、高純度のグリセリンおよび重油代替燃料にもリサイクルできる廃油脂のケミカルリサイクル方法を提供する。【解決手段】廃油脂1に、アルコール2およびアルカリ触媒3が混合された混合物をエステル交換反応させ(S11)、該反応により得られた反応生成物10を、重液22と軽液21とに相分離させ(S12)、重液22に、水11とアルコール12を添加して成分調整(S21)し、この調整溶液23に、この調整溶液23のpHが3.0〜7.0になるように、無機酸13を添加し(S22)、この調整溶液23から無機塩14を除去し(S23)、この調整溶液23を蒸留する(S24)ことによって、水15とアルコール16を除去した後(S24)、さらに第2蒸留し(S25)、得られた蒸留液を、精製グリセリン18と精製脂肪酸アルキルエステル19とに相分離する(S26)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
廃油脂をケミカルリサイクルする方法であって、
前記廃油脂に、アルコールおよびアルカリ触媒が混合された混合物をエステル交換反応させ、
該エステル交換反応により得られた反応生成物を、重液と軽液とに相分離させて前記重液を取り出し、
該重液に、水およびアルコールを添加して成分調整し、
該成分調整により得られた調整溶液に、該調整溶液のpHが3.0〜7.0 になるように、無機酸を添加し、
該無機酸が添加された調整溶液から無機塩を除去し、
該無機塩が除去された調整溶液を蒸留して、水およびアルコールを除去し、
該水およびアルコールが除去された調整溶液を蒸留し、
該調整溶液の蒸留液を、第2重液と第2軽液とに相分離する
ことを特徴とする廃油脂のケミカルリサイクル方法。
IPC (4件):
C11B13/00
, C10L1/02
, C10L1/18
, C11C3/10
FI (4件):
C11B13/00
, C10L1/02
, C10L1/18 Z
, C11C3/10
Fターム (8件):
4H013BA02
, 4H013CE03
, 4H059BA12
, 4H059BC03
, 4H059BC13
, 4H059CA35
, 4H059CA93
, 4H059EA17
引用特許:
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