特許
J-GLOBAL ID:200903067579169330

超電導マグネットの冷却システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267658
公開番号(公開出願番号):特開平7-122422
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、複流路を有する強制冷却導体を用いた超電導マグネットの冷却システムを簡略化させ、かつ冷媒の除熱能力を最大限利用できる効率の良い超電導マグネットの冷却システムを提供することにある。【構成】 本発明は、超臨界ヘリウムと気液二相流ヘリウムをそれぞれ主、副両チャンネルの複流路に流して冷却する強制冷却導体を用いた超電導マグネットの冷却システムにおいて、コイルの主チャンネルの流路出口に膨脹機能を有する弁を設けた、主チャンネル冷媒循環配管とは別の副チャンネル循環配管を設け、該副チャンネル循環配管の一部に気液分離貯槽を設け、かつ主チャンネル冷媒循環配管に低温ヘリウムガスを供給する系統を有した構成とし、主チャンネルを冷却した超臨界ヘリウムを用いて、副チャンネルを冷却する冷媒を発生できるので、別の冷媒発生装置および冷媒循環配管を用いて発生、冷却する必要のない、構造が簡単でかつ冷媒の除熱能力を最大限利用できる効率の良い超電導マグネットの冷却システムを提供できる。
請求項(抜粋):
超臨界ヘリウムと気液二相流ヘリウムをそれぞれ主、副両チャンネルの複流路に流して冷却する強制冷却導体を用いた超電導マグネットの冷却システムにおいて、コイルの主チャンネルの流路出口に膨脹機能を有する弁を備えた、主チャンネル冷媒循環配管とは別の副チャンネル循環配管を設け、その副チャンネル循環配管の一部に気液分離貯槽を設け、かつ主チャンネル冷媒循環配管に低温ヘリウムガスを供給する系統を有した構成としたことを特徴とする超電導マグネットの冷却システム。

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