特許
J-GLOBAL ID:200903067579213941

有機電解質電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-205212
公開番号(公開出願番号):特開平6-052867
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 完全放電したときに、最外周部に残存する負極活物質を集電体から分離する。【構成】 負極2の最外周部よりも内側に集電体5を接続している。集電体5は、先端を負極2に接続し、集電体5の先端を除く部分と負極2との間には絶縁物7を配設している。集電体5の負極2接続部分と絶縁物7との境界に位置して、負極活物質に集電体5の幅より大きな集電体分離孔8を設けている。電池を放電して、最外周部よりも内側の負極活物質が消耗された状態で、集電体分離孔8を介して、集電体5が最外周部の負極活物質から電気的に切り離されるように構成している。【効果】 集電体分離孔によって完全放電したときに、集電体が負極活物質から分離される。
請求項(抜粋):
帯状の正極と、帯状で放電されるにしたがって活物質が消費されていく負極とがセパレ-タを介して積層されて渦巻状に巻回された電極体を具備すると共に、下記の構成を有することを特徴とする有機電解質電池。(a) 電極体の最外周部には負極が配置されている。(b) 負極は、最外周部よりも内側に、集電体を接続している。(c) 集電体はL字状で、一端を負極に、他端を外装缶に接続している。(d) 集電体は、先端を負極に接続するが、先端を除く部分と負極との間には絶縁物が配設されている。(e) 集電体の負極接続部分と絶縁物との境界にある負極活物質に、少なくとも集電体の幅より大きな集電体分離孔を設けている。電池を放電して、最外周部よりも内側の負極活物質が消耗された状態で、集電体分離孔を介して、集電体が最外周部の負極活物質から電気的に切り離されるように構成されている。

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