特許
J-GLOBAL ID:200903067583350325

鍵盤装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-185413
公開番号(公開出願番号):特開平5-011746
出願日: 1991年06月29日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 アコースティックピアノのように押鍵の中期段階で指に受ける荷重が一瞬重くなった後、急激に軽くなるといった、鍵タッチ感を得る。【構成】 鍵2が押鍵操作されて時計方向に回動すると、鍵2の上板11が第1のアーム22の被押圧突起25を押し下げることにより、第1のアーム22が時計方向に回動し、また連結ピン26が連結用長孔33の上側の孔壁面を押し上げることにより、第2のアーム23が錘35の重量に抗して反時計方向に回動する。このとき、連結ピン26は、連結用長孔33の上側の孔壁面を押し上げ、次いでカム溝34に進入してカム溝34の孔壁面を押し上げ、このため、鍵2に作用する荷重が一瞬重くなる。次いで連結ピン26がカム溝34に進入した後抜け出るとき、連結ピン26とカム溝34の孔壁面との間に生じた比較的大きな摩擦力からなる荷重が鍵2に作用しなくなり、このため鍵2に作用する荷重が一瞬軽くなる。
請求項(抜粋):
鍵盤シャーシ上に後端部を回動支点として上下方向に回動自在に設けられた鍵と、前記鍵の回動支点から離間した位置における前記鍵盤シャーシに上端部を前記鍵の下面に当接された状態で回動自在に取り付けられ、前記鍵が押鍵操作されて下方に回動するとき、上端部を前記鍵によって押し下げられて該鍵の回動方向と同じ方向に回動するアクション荷重付与用の第1のアームと、前記鍵の回動支点近傍における前記鍵盤シャーシに基端部を回動自在に取り付けられていると共に、前記第1のアームと交差するように配置されたアクション荷重付与用の第2のアームと、前記第1のアームと前記第2のアームをその交差する部分において変位自在に連結し、この変位自在な連結作用により、前記鍵の下方への回動に伴って前記第1のアームが前記鍵の回動方向と同じ方向に回動するとき、前記第2のアームを前記第1のアームの回動方向とは逆の方向に回動させ、所定の状態において前記鍵に作用するアクション荷重を一瞬軽くするためのアクション荷重変化部を備えたアーム連結手段と、を具備してなることを特徴とする鍵盤装置。
IPC (2件):
G10B 3/12 ,  G10H 1/34
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-256094

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