特許
J-GLOBAL ID:200903067589201127

循環式紙幣入出金機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-257197
公開番号(公開出願番号):特開平11-096441
出願日: 1997年09月22日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 顧客および管理者による操作性をよくし、紙幣の補充、回収操作に優先させて紙幣の入・出金処理を可能として処理能率の向上を図ることにある。【解決手段】 機体2の前面2Aの上方部に出金口部3および入金口部4を設けて顧客による操作面とし、機体の背面2Bの内側に紙幣補充回収部6、一つの金種紙幣を回収する第1の回収部7、リジェクト紙幣回収部8、第2の回収上部9、第1のスタッカ部10を上下方向に並設して前記背面2Bから紙幣の補充回収を可能とし、前記第1のスタッカ部10の前部側に第2のスタッカ部11を配設し、これらの間に紙幣の搬送通路を集中配置して、紙幣の補充回収に優先して入出金処理を可能としたことにある。
請求項(抜粋):
機体の前面上部域に出金口部および入金口部を上下位置に配設し、補充処理時の出金用の第1および第2金種紙幣の補充繰出しと回収処理時の一方の金種紙幣の回収受入れを自在とする紙幣繰込み繰出し機構を有する紙幣補充回収部と、回収処理時に前記第1、第2金種紙幣のうち前記紙幣補充回収部に回収される金種紙幣に対し他方の金種紙幣を回収して受入れる第1の回収部と、補充処理時のリジェクト紙幣および出金処理時のリジェクト紙幣を受入れるリジェクト紙幣回収部と、第3金種紙幣の一時保留部および収納部を有するとともに入金処理時にその金種紙幣の受入れを行う紙幣繰込み機構を有する第2の回収部と、前記第1、第2金種紙幣のうちの一方の金種紙幣の一時保留部および収納部を有し、入金、出金、補充、回収の各処理時にその金種紙幣の受入れおよび繰出しを行う紙幣繰込み繰出し機構を有する第1のスタッカ部とを機体の背部側の上部から下部にかけて順次並設するとともに機体の背部からそれぞれ紙幣を取出し可能に形成し、機体の前面側下部域には、前記第1、第2金種紙幣のうち前記一方の金種紙幣に対する他方の金種紙幣の一時保留部および収納部を有し、入金、出金、補充、回収の各処理時にその金種紙幣の受入れおよび繰出しを行う紙幣繰込み繰出し機構を有する第2のスタッカ部を設け、前記出金口部、入金口部、第2のスタッカ部の各背部位置と、前記紙幣補充回収部、第1の回収部、リジェクト紙幣回収部、第2の回収部、第1のスタッカ部の各前部位置との間には紙幣を搬送する搬送通路を配設し、この搬送通路は、補充処理、入金処理、出金処理、回収処理のいずれの処理モード時においても紙幣が送入されてその紙幣を識別する識別部が配設された第1搬送通路部域と、この通路部域へ前記第1、第2のスタッカ部側から紙幣を送り込む第2搬送通路部域と、前記紙幣補充回収部側から紙幣を送り込む第3搬送通路部域とで構成され、前記第2の回収部および第1のスタッカ部の機体背面側の面を開閉する各別の扉と、これら各扉を閉止状態にロックする各電気的ロック手段と、機体背面に設けられ前記各電気的ロック手段のロック解除を指示する各操作指示釦とを備え、各操作指示釦の操作に基づいて前記各電気的ロック手段を制御し、補充処理、入金処理、出金処理、回収処理以外時に前記各扉の開放を可能としかつ、補充処理、入金処理、出金処理、回収処理の各モードに応じて搬送通路、各繰込み繰出し機構、繰込み機構、および各部の駆動を制御する制御部を具有することを特徴とする循環式紙幣入出金機。

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