特許
J-GLOBAL ID:200903067592979120

疲労き裂発生・進展抑止特性に優れた金属部品または金属製構造物およびそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-103370
公開番号(公開出願番号):特開2006-320960
出願日: 2006年04月04日
公開日(公表日): 2006年11月30日
要約:
【課題】 建築、造船、橋梁、建設機械、海洋構造物などに用いられる、疲労き裂発生・進展抑止特性に優れた金属部品または金属製構造物とそれらの製造方法を提供する。【解決手段】 厚みt1の金属製の主板または主管から、長さl、高さh、厚みt2の板状の金属製リブが突き出た形状を有する、金属部品または金属製構造物であって、前記主板または主管と前記リブの交差するリブ板端部4から外部最大引張応力方向と平行な距離aがt2/4以上4・t2以下である位置5に、位置5から外部最大引張応力方向と平行の長さbがt2/4以上4・t2以下、位置5を中心として外部最大引張応力方向と垂直の長さLがt2/2以上(5/8)W以下である、板厚方向圧縮歪が0.5%以上25%以下の圧痕6を有し、該圧痕により、前記主板または主管とリブ板が交差するリブ板端部に圧縮残留応力が働いていることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
厚みt1の金属製の主板または主管から、長さl、高さh、厚みt2の板状の金属製リブが突き出た形状を有する、金属部品または金属製構造物であって、前記主板または主管と前記リブの交差するリブ板端部4から外部最大引張応力方向と平行な距離aがt2/4以上4・t2以下である位置5に、位置5から外部最大引張応力方向と平行の長さbがt2/4以上4・t2以下、位置5を中心として外部最大引張応力方向と垂直方向の長さLがt2/2以上(5/8)W以下(ここで、Wは金属製の主板の場合はその幅、主管の場合はその外円周長を意味する)である、板厚方向圧縮歪が0.5%以上25%以下の圧痕6を有し、該圧痕により、前記主板または主管とリブ板が交差するリブ板端部に圧縮残留応力が働いていることを特徴とする、リブ端部から主板または主管への疲労き裂発生・進展抑止特性に優れた金属部品または金属製構造物。
IPC (1件):
B23K 31/00
FI (1件):
B23K31/00 F
引用特許:
出願人引用 (2件)

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