特許
J-GLOBAL ID:200903067593363859

プリプラ式射出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩木 謙二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-319769
公開番号(公開出願番号):特開平9-136334
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【目的】 射出用シリンダと予備可塑化用シリンダとの間の流路を、溶融材料の充分な逆流防止を図ると共に溶融材料の滞留発生箇所を作ることなく有効に短尺化でき、かつ加工容易性を図りつつ射出用シリンダ内のテーパ面に残る材料滞留を解消することのできるプリプラ式射出装置を提供することにある。【構成】 予備可塑化用シリンダ1と射出用シリンダ4との間に単一のハウジング8を配し、該ハウジング8内に設けた切り換え弁摺動穴に切り換え弁24を回動可能に配設し、該切り換え弁24内において連通状に設けられている上流側第二流路28と上り傾斜状の下流側第二流路31を、切り換え弁24の回動作動により、ハウジング8内において弁摺動穴と連通して設けられている上流側第一流路18と射出用シリンダ4のテーパ面6に向けて上り傾斜状に設けられている下流側第一流路21とを連通あるいは非連通に適宜切り換え可能とする。
請求項(抜粋):
予備可塑化用シリンダと射出用シリンダとの間に設けられる流路中に逆止弁を備え、該流路が射出用シリンダのテーパ面に向けて上り傾斜状に備えた傾斜流路を有してなるプリプラ式射出装置であって、ハウジング内に摺動可能に挿通されて配される切り換え弁を有する弁機構が予備可塑化用シリンダと射出用シリンダとの間に配されて構成されており、上記ハウジングは切り換え弁摺動穴を設け、かつ該弁摺動穴に連通すると共にハウジング外面に連通して予備可塑化用シリンダ側と連絡する上流側第一流路と、弁摺動穴に連通すると共にハウジング外面に連通して射出用シリンダ側と連絡する下流側第一流路とを設け、該下流側第一流路は連通する弁摺動穴側面から上り傾斜状に設けられると共にその流路端を射出用シリンダのテーパ面に対向せしめてなり、上記切り換え弁はハウジングの弁摺動穴に摺設可能に構成された弁本体と、上記ハウジングの上流側第一流路の傾斜角と同一角で弁本体外側面から弁本体内側面へと向けて設けられる上流側第二流路と、該上流側第二流路と連通して上記ハウジングの下流側第一流路と同一角で弁本体内から弁本体外側面へと向けて上り傾斜状に設けられる下流側第二流路とを備えてなり、上記切り換え弁をハウジング内の弁摺動穴にて摺動作動せしむることで流路の連通状態と非連通状態とが切り換え可能に構成されていることを特徴とするプリプラ式射出装置。
IPC (4件):
B29C 45/10 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/52 ,  B29C 45/54
FI (4件):
B29C 45/10 ,  B29C 45/16 ,  B29C 45/52 ,  B29C 45/54
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-288022
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-288022

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