特許
J-GLOBAL ID:200903067593841530

移動体の給電線重畳通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-273477
公開番号(公開出願番号):特開平10-126319
出願日: 1996年10月16日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 給電線を流れる電流に信号を重畳させて移動体と固定局との間で通信を行う給電線重畳通信システムにおいて、案内レールに電源装置の異なる複数の給電線が配線されていても、電源装置の異なる給電線毎に通信用機器を設けずに済む。【解決手段】 搬送体3が走行する案内レール2には、電源装置4,5の異なる2本の給電線6,7が案内レール2をほぼ二等分する各領域に配線されている。搬送体3は固定局20との間で、各々のアンテナ17,18及びアンテナ23,24を介して給電線6,7を流れる高周波電流に信号を重畳させた通信を行う。電源装置4,5から延びた給電線6,7が案内レール2に至るまでの間で近接して配線された箇所において、固定局20側のコイル状のアンテナ23,24が電源装置4,5を異にする各給電線6,7を一束ねにして巻回されており、各アンテナ23,24は共にモデム22に接続されている。
請求項(抜粋):
案内レールを走行する移動体に給電するため該案内レールに沿って配線された給電線を流れる電流に信号を重畳させることにより固定局との通信を行う移動体の給電線重畳通信システムであって、前記案内レールには電源装置を異にする複数の給電線が該案内レールの長手方向における異なる領域にそれぞれ配線されており、前記電源装置の異なる複数の給電線が近接配置されたところに、それぞれの前記給電線を流れる電流に通信用信号を重畳させるための前記固定局側の通信用アンテナが取り付けられており、前記電源装置を異にする少なくとも二本の給電線に前記通信用アンテナと前記固定局との間に介装される通信用機器が共有されている移動体の給電線重畳通信システム。
IPC (4件):
H04B 5/02 ,  B60M 7/00 ,  H02J 17/00 ,  H04B 3/54
FI (4件):
H04B 5/02 ,  B60M 7/00 U ,  H02J 17/00 B ,  H04B 3/54

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