特許
J-GLOBAL ID:200903067607277110

偏光分離素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 吉武 賢次 ,  永井 浩之 ,  岡田 淳平 ,  名塚 聡 ,  森 秀行 ,  勝沼 宏仁 ,  鈴木 清弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-283588
公開番号(公開出願番号):特開2004-118036
出願日: 2002年09月27日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】広帯域の反射波長帯域を有する光学特性に優れた多層構成の偏光分離素子を簡易にかつ確実に製造することができる、偏光分離素子の製造方法を提供する。【解決手段】まず、ガラス基板12の配向膜16上に第1コレステリック液晶溶液13を塗布し、未硬化状態の第1コレステリック液晶層18を形成する(図1(a)(b))。次に、未硬化状態の第1コレステリック液晶層18に対して、空気雰囲気中で所定の照射強度の紫外線を照射し、硬化状態の第1コレステリック液晶層14を形成する(図1(c)(d))。そして、硬化状態の第1コレステリック液晶層14に対して、窒素雰囲気中で所定の照射強度の紫外線を照射し、より硬化度の高い第1コレステリック液晶層14′を形成する(図1(e)(f))。その後、残存未反応部位を硬化させた後の硬化状態の第1コレステリック液晶層14′上に第2コレステリック液晶溶液23を直接塗布し、未硬化状態の第2コレステリック液晶層28を形成し(図1(g)(h))、最終的に、硬化状態の第2コレステリック液晶層24を形成する(図1(i)(j))。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
配向能を有する基板上に、紫外線硬化型の液晶材料と光重合開始剤とを含有する第1コレステリック液晶溶液を塗布して、未硬化状態の第1コレステリック液晶層を形成する第1の工程と、 前記未硬化状態の第1コレステリック液晶層を、常圧での酸素濃度が10%以上のガス雰囲気中で、当該第1コレステリック液晶層中の液晶分子がコレステリック相を呈する温度で加熱しながら、当該第1コレステリック液晶層に含まれる液晶分子を均一な螺旋ピッチを保持したまま硬化させるのに必要とされる照射強度よりも弱い照射強度の紫外線を照射して硬化させ、硬化状態の第1コレステリック液晶層を形成する第2の工程と、 前記硬化状態の第1コレステリック液晶層に電離放射線を照射して残存未反応部位を硬化させる第3の工程と、 残存未反応部位を硬化させた後の前記硬化状態の第1コレステリック液晶層上に第2コレステリック液晶溶液を塗布して、未硬化状態の第2コレステリック液晶層を形成する第4の工程と、 前記未硬化状態の第2コレステリック液晶層を、当該第2コレステリック液晶層中の液晶分子がコレステリック相を呈する温度で加熱しながら硬化させ、硬化状態の第2コレステリック液晶層を形成する第5の工程とを含むことを特徴とする、偏光分離素子の製造方法。
IPC (2件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335
FI (2件):
G02B5/30 ,  G02F1/1335 510
Fターム (11件):
2H049BA05 ,  2H049BA42 ,  2H049BB03 ,  2H049BB42 ,  2H049BC01 ,  2H049BC05 ,  2H049BC22 ,  2H091FA10X ,  2H091FA10Z ,  2H091FB02 ,  2H091LA30

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