特許
J-GLOBAL ID:200903067607630880

多出力直流安定化電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-060895
公開番号(公開出願番号):特開平9-252577
出願日: 1996年03月18日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 DC/DCコンバータを用いた従来の多出力直流安定化電源装置においては、出力回路間で電圧差の小さい出力電圧を得ることが困難とされていた。【解決手段】 主出力回路12と従出力回路13を各々メイントランスTの共通の二次巻線Lsの両端に接続し、メイントランスTの出力は主出力回路12の主出力電圧を定電圧化するように制御されている。そのなかでメイントランスTと従出力回路13との間に磁気増幅器としての可飽和リアクトルSRを介挿し、メイントランスTの二次巻線Lsから低電圧側の従出力回路13に入力するパルス状信号を可飽和リアクトルSRにより制御して従出力回路13の出力電圧を制御するように構成する。これにより、簡単な回路構成で、各出力回路より電圧差が小さい出力電圧が高精度に得られ、装置の小形化、コストダウンを図れる。
請求項(抜粋):
トランスと、前記トランスに供給する直流をスイッチングするスイッチング素子と、前記トランスの出力を整流、平滑して第1の直流電圧を出力する第1の出力回路と、前記トランスの出力を整流、平滑して、前記第1の直流電圧の50%から95%の範囲にあり前記第1の直流電圧との差が3V以内の第2の直流電圧を出力する第2の出力回路と、前記第2の出力回路の出力電圧と基準電圧との誤差を検出し、該誤差に応じたリセット信号を出力する制御手段と、前記制御手段より出力されたリセット信号に基づき前記第2の出力回路の出力電圧を一定化するように、前記トランスから前記第2の出力回路への電力の入力を制御する磁気増幅器とを具備したことを特徴とする多出力直流安定化電源装置。
IPC (2件):
H02M 3/28 ,  G05F 1/32
FI (3件):
H02M 3/28 V ,  H02M 3/28 F ,  G05F 1/32
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-280769
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-142432   出願人:澤藤電機株式会社, 高橋勲
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-280769
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-142432   出願人:澤藤電機株式会社, 高橋勲

前のページに戻る