特許
J-GLOBAL ID:200903067608543484

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148673
公開番号(公開出願番号):特開平9-303471
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 減衰力調整式油圧緩衝器において、伸び側と縮み側で共通のパイロット形主減衰弁を用いて伸び側および縮み側それぞれの減衰力を調整する。【解決手段】 シリンダ2にピストンロッド4を連結したピストン3を嵌装する。シリンダ上下室2a,2bに、逆止弁14,15を有する第1、第2通路11,12を接続し、これらを主減衰弁16を有する主通路13によってリザーバ6に接続する。シリンダ上下室2a,2bをそれぞれ第1、第2副通路17,18によってリザーバ6に連通させる。第1、第2副通路17,18に固定オリフィス19,20および減衰力調整弁21を設け、これらの間を逆止弁25,26を有する第1、第2パイロット通路22,23によって主減衰弁16のパイロット圧力導入部16a に接続する。減衰力調整弁21の流路面積を調整することにより、伸び側および縮み側それぞれのオリフィス特性を直接調整するともに、パイロット圧力を変化させて主減衰弁16の開弁圧力を調整する。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装され前記シリンダ内を第1、第2室に画成するピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、油液およびガスが封入されたリザーバと、該リザーバから前記第1室への油液の流通のみを許容する逆止弁を有する第1圧力補償路と、前記リザーバから前記第2室への油液の流通のみを許容する逆止弁を有する第2圧力補償路と、前記第1室に接続された第1通路および前記第2室に接続された第2通路を前記リザーバに接続する主通路と、前記第1通路の第1室側から主通路側への油液の流通のみを許容する第1逆止弁と、前記第2通路の前記第2室側から主通路側への油液の流通のみを許容する第2逆止弁と、前記主通路の油液の流動を制御して減衰力を発生させるとともにパイロット圧に応じて減衰力を調整するパイロット形主減衰弁と、前記第1室と前記リザーバとを連通させる第1副通路と、前記第2室と前記リザーバとを連通させる第2副通路と、前記第1副通路に設けられた第1固定オリフィスと、前記第2副通路に設けられた第2固定オリフィスと、前記第1、第2固定オリフィスよりも前記リザーバ側に設けられ前記第1および第2副通路の流路面積を調整する減衰力調整弁と、前記第1副通路の第1固定オリフィスと減衰力調整弁との間を前記パイロット形主減衰弁のパイロット圧力導入部に接続する第1パイロット通路と、前記第2副通路の第2固定オリフィスと減衰力調整弁との間を前記パイロット圧導入部に接続する第2パイロット通路と、前記第1パイロット通路の第1副通路側からパイロット圧力導入部側への油液の流通のみを許容する第1パイロット逆止弁と、前記第2パイロット通路の第2副通路側からパイロット圧力導入部側への油液の流通のみを許容する第2パイロット逆止弁と、前記パイロット圧力導入部と前記リザーバとを連通させるオリフィス通路とを備えてなることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/46 ,  B60G 17/06
FI (2件):
F16F 9/46 ,  B60G 17/06

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