特許
J-GLOBAL ID:200903067608943482

巻線形成方法および巻線形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-276605
公開番号(公開出願番号):特開平5-090056
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 溶接等の接続作業や接続部の絶縁処理作業を必要とせずに、コイル口出し線の両方共をコイルの外周に形成する多重多層コイルを形成する巻線形成方法と巻線形成装置を得る。【構成】 線材1を一定の張力を発生させながら供給する線材供給手段6と、駆動力により中心軸の周りに回転するロータ38及びこのロータ38上にはその中心軸から離れて中心軸と平行な軸上に所定の回動力をもつリール42を備え、線材1に対し、少なくとも線材幅以上の段付け加工を行う段付け手段20を持ち、ロータ中心軸と同軸上には駆動力により回転する巻型31を備えている。そして、リール42に予め巻きとった線材1をほどく方向で巻型31の一方の層のコイルを形成し、線材供給手段6側からの線材1で巻型31の他方の層のコイルを形成するようにしている。
請求項(抜粋):
口出し線の両方ともをコイルの外周に形成するコイルの巻線形成方法において、中心軸の周りに回転するロータ上に、上記中心軸から離れて上記中心軸と平行な軸上にリールを配設し、そのリールに線材供給手段から連続して供給する線材を所定の長さだけ巻き取っておき、上記線材供給手段と上記リールの間で、上記線材に対し幅方向に少なくとも線材幅以上の段付け加工を施し、その段付け部を上記中心軸と同軸上に設けた巻型の外周面に押し当て、この段付け部から上記リール側の線材は上記ロータを上記巻型より早い相対速度で回転させることにより上記リールに巻き取っておいた線材を巻戻しながら上記巻型に巻き上げてコイルの片側を形成し、上記段付け部より上記線材供給手段側の線材は線材供給手段から供給する線材を上記巻型を回転させて巻き上げることによりコイルのもう片側を形成するようにしたことを特徴とする巻線形成方法。
IPC (2件):
H01F 41/06 ,  H01F 41/04

前のページに戻る