特許
J-GLOBAL ID:200903067610241053

自動車部品用樹脂発泡体の製造方法および樹脂発泡体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中嶋 重光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-192225
公開番号(公開出願番号):特開2002-011748
出願日: 2000年06月27日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】【課題】 表皮層と高発泡芯材とが同じ樹脂から成形され、良好な外観を有し、軽量で高い剛性と耐衝撃性とを有する自動車部品用樹脂発泡体の製造方法を提供すること。【解決手段】 特定のプロピレン・エチレンブロック共重合体、エチレン・1-オクテンランダム共重合体および発泡剤とからなる発泡性樹脂組成物を、最終製品の全容積よりも小さい容積のキャビティ中へその一部を可動型を固定した状態で射出充填する工程と、可動型を後退させながら残りの発泡性樹脂組成物を拡大されたキャビティ中へ充填する工程と、可動型を更に後退させて樹脂を発泡成形する工程とを経て製造する方法。
請求項(抜粋):
プロピレン・エチレンブロック共重合体(A)75〜85重量部、エチレン・1-オクテンランダム共重合体(B)15〜25重量部(ここで、(A)と(B)との合計量が100重量部である)、および発泡剤(C)0.1〜6重量部とからなる発泡性樹脂組成物を、最終製品の全容積よりも小さい容積のキャビティ中へその一部を可動型を固定した状態で射出充填する一次射出工程と、その後、可動型を後退させながら残りの発泡性樹脂組成物を拡大されたキャビティ中へ充填する二次射出工程と、そして、可動型を更に後退させてその発泡性樹脂組成物を発泡成形する発泡工程とからなり、ここで、前記のプロピレン・エチレンブロック共重合体(A)は次の条件(a)〜(f)を満たしており、(a)プロピレン単独重合体部分における重量平均分子量(Mw)の数平均分子量(Mn)に対する比(Mw/Mn)が4以上、(b)プロピレン単独重合体部分におけるZ平均分子量(Mz)のMwに対する比(Mz/Mw)が3〜10、(c)プロピレン単独重合体部分のメルトフローレート(230°C)が30〜150(g/10分)、(d)プロピレン単独重合体部分のアイソタクチックペンタッド分率が97.5%以上、(e)常温パラキシレン可溶部分量が7〜13重量%、(f)常温パラキシレン可溶部分のエチレン含量が24〜30重量%、また、前記のエチレン・1-オクテンランダム共重合体(B)は次の条件(g)〜(i)を満たしており、(g)密度が0.86〜0.88(g/cm3)、(h)メルトフローレート(190°C)が3〜70(g/10分)、(i)エチレン含量が70〜90モル%であることを特徴とする自動車部品用樹脂発泡体の製造方法。
IPC (4件):
B29C 45/00 ,  C08L 53/00 ,  C08J 9/08 CES ,  C08L 23:08
FI (4件):
B29C 45/00 ,  C08L 53/00 ,  C08J 9/08 CES ,  C08L 23:08
Fターム (39件):
4F074AA17A ,  4F074AA25B ,  4F074AA98 ,  4F074BA03 ,  4F074BA04 ,  4F074BA07 ,  4F074CA26 ,  4F074CC03Y ,  4F074CC04Y ,  4F074DA02 ,  4F074DA08 ,  4F074DA19 ,  4F206AA04H ,  4F206AA11F ,  4F206AA11K ,  4F206AB02 ,  4F206AG20 ,  4F206AH26 ,  4F206JA04 ,  4F206JF01 ,  4F206JL02 ,  4F206JM05 ,  4F206JN25 ,  4F206JQ81 ,  4J002BB052 ,  4J002BP021 ,  4J002DE206 ,  4J002DE226 ,  4J002DF036 ,  4J002EA016 ,  4J002EB066 ,  4J002EF066 ,  4J002EG026 ,  4J002EQ016 ,  4J002EQ026 ,  4J002EQ036 ,  4J002ES006 ,  4J002FD326 ,  4J002GN00

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