特許
J-GLOBAL ID:200903067613177046

超音波ドプラ診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三澤 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317209
公開番号(公開出願番号):特開平6-277217
出願日: 1989年04月13日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】 低流速検出能を良くするようにした超音波ドプラ診断装置を提供する。【構成】 本装置1は、FFT演算回路(周波数解析手段)4,インプットバッファ回路(データ記憶手段)11及びアドレス発生回路(データ読出し手段)13を有する。サンプリング周期Tでドプラシフトデータがインプットバッファ回路11に順次書き込まれ、読出し時にはアドレス発生回路13のアドレス制御によりその順序を飛び越して読み出すことにより前記周期Tの整数倍のT′で得られたものに相当するドプラシフトデータを順次読み出しているので、周期T′でサンプリングした場合と同様のドプラシフトデータが得られ、このデータに基づいてFFT演算回路4により周波数解析処理を行うことができるので、実際にサンプリング周期を変更することなく、特に血流の低流速を検出する場合に十分な精度が得られ、低流速検出能を向上させることができる。
請求項(抜粋):
被検体に対し超音波ビームを送受波して所定のサンプリング周期にて得られたドプラシフトデータに基づき周波数解析処理を行い血流情報を検出する超音波ドプラ診断装置において、サンプリング周期Tにて得られたドプラシフトデータを順次書き込むデータ記憶手段と、このデータ記憶手段から前記ドプラシフトデータをその順序を飛び越して読み出すことにより前記周期Tの整数倍の周期T′で得られたものに相当するドプラシフトデータを順次読み出すデータ読出し手段と、このデータ読出し手段にて読み出されたドプラシフトデータに基づき周波数解析処理を行う周波数解析手段とを備えたことを特徴とする超音波ドプラ診断装置。

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