特許
J-GLOBAL ID:200903067619933420

位相ロックループ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-138992
公開番号(公開出願番号):特開2000-332603
出願日: 1999年05月19日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】 PLL回路で平滑化用のローパスフィルタに使用するコンデンサの容量値を小さくし、コストダウンを図る。【解決手段】 位相比較器12は、分周器11でM分周した分周入力信号と、分周器16でN分周した分周PLLクロック信号とを位相比較し、位相の進みまたは遅れを示す位相検出信号、位相のずれ量を示す位相誤差信号、および前回のずれ量を示す位相誤差量信号を出力する。位相誤差量信号は、位相誤差変換テーブル18で、補正量Δxに変換され、加算器17で位相検出信号と位相誤差信号とに応じて、周波数制御信号の補正を行う。加算器17で補正された周波数制御信号は、サンプルホールド回路19でPLLクロック周期毎にホールドされ、D/A変換器20でアナログ信号に変換される。変換されたアナログ信号は、抵抗13およびコンデンサ14で構成するRCローパスフィルタで平滑化され、VCO15に制御電圧として与えられる。
請求項(抜粋):
電圧制御発振器で生成されたクロック信号を分周した分周クロック信号と、入力信号を分周した分周入力信号との位相差に基づいて、電圧制御発振器の発振周波数を制御し、入力信号とクロック信号との同期をとる位相ロックループ装置において、該分周クロック信号および該分周入力信号の位相を比較し、該分周クロック信号と該分周入力信号との間での位相の進み遅れを示す位相検出信号、該分周クロック信号の予め定める状態変位時点毎の位相のずれ量を示す位相誤差信号、および前回の位相誤差信号で示された位相のずれ量を表す位相誤差量信号を導出する位相比較器と、位相比較器からの位相検出信号および位相誤差信号に基づいて、該クロック信号でサンプルホールドしながら電圧制御発振器の発振周波数を制御する周波数制御信号を導出し、位相誤差量信号に基づいて該周波数制御信号を補正する制御回路と、抵抗およびコンデンサが組合わされてローパスフィルタを構成し、周波数制御信号を平滑化するRCローパスフィルタとを含むことを特徴とする位相ロックループ装置。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/06
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/06 B
Fターム (16件):
5J106AA04 ,  5J106CC01 ,  5J106CC21 ,  5J106CC38 ,  5J106CC41 ,  5J106CC52 ,  5J106DD13 ,  5J106DD33 ,  5J106DD35 ,  5J106EE15 ,  5J106GG11 ,  5J106HH03 ,  5J106KK03 ,  5J106KK25 ,  5J106KK27 ,  5J106KK38

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