特許
J-GLOBAL ID:200903067623281992

スローアウェイ式穴明け工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-274000
公開番号(公開出願番号):特開2000-094210
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 工具本体1の先端に軸線Oを挟んで互いに反対側に形成された一対のチップ取付座4,4にスローアウェイチップ5が取り付けられて成る穴明け工具において、工具本体1先端の芯厚部分における強度を確保してその破損を防ぎつつも、穴明け加工時の切削抵抗を減らして工具本体1の回転駆動力の低減を図るとともに、ビビリや振動を抑えて穴精度の向上を図る。【解決手段】 一対のスローアウェイチップ5,5を、略三角形の平板状とし、その三角形面6をすくい面として軸線Oに対し7°〜15°の正の軸方向すくい角αをなして工具回転方向Tに向けるとともに、工具内周側に向けられた側面9をチップ取付座4の工具外周側を向く壁面4Bに当接させて取り付け、かつこの壁面4Bを、工具後端側に向かうに従い軸線Oに対し10°〜20°の傾斜角βをなして工具外周側に向かうように傾斜させる。
請求項(抜粋):
軸線回りに回転される略円柱状の工具本体の外周に、該工具本体の先端面に開口する一対の切屑排出溝が上記軸線に対して互いに反対側に形成され、これらの切屑排出溝の工具回転方向を向く壁面の先端部に形成されたチップ取付座に、互いの切刃の内周端を上記工具本体先端の工具回転中心近傍に位置させて一対のスローアウェイチップが着脱可能に取り付けられて成るスローアウェイ式穴明け工具において、上記一対のスローアウェイチップは略三角形の平板状をなし、その三角形面をすくい面として上記軸線に対し7°〜15°の正の軸方向すくい角をなして工具回転方向に向けるとともに、工具内周側に向けられた側面を上記チップ取付座の工具外周側を向く壁面に当接させて取り付けられており、このチップ取付座の工具外周側を向く壁面が、工具後端側に向かうに従い上記軸線に対し10°〜20°の傾斜角をなして工具外周側に向かうように傾斜させられていることを特徴とするスローアウェイ式穴明け工具。
Fターム (2件):
3C037BB08 ,  3C037BB18
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • スローアウェイ式ドリル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-039521   出願人:三菱マテリアル株式会社
  • 特開平2-237708
  • 特開昭64-045505
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