特許
J-GLOBAL ID:200903067626553683

縫合糸固定システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-512535
公開番号(公開出願番号):特表2001-517961
出願日: 1996年09月17日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】骨皮質表面から内向きに延在する縫合糸に対する縫合糸固定システム及び手順。そのシステムは、空孔内に固定される縫合糸端部の表面積と少なくとも同じ大きさの壁表面積を与えるだけの直径及び深さからなる空孔を骨皮質表面内に形成する過程を含み、硬化させることができる接着剤でその空孔を満たすことにより、縫合糸が靭帯或いは同様の部位を骨と結合するときに、その縫合糸取付け部は、そこに加えられると予想される負荷より大きい引っ張り強度、すなわち保持力を有するように形成される。骨皮質内に形成される空孔部分の保持力を増強するために、外向きに延在するスカート領域を形成するために端ぐり(counter-bore)することにより空孔壁表面積を増やすことや、縫合糸をその端部にて折り返し、その折り目を形成された空孔内に固定することもでき、結び目が縫合糸端部で作られることもでき、或いは形成された空孔内に固定するための縫合糸の面積を増やすために、1組或いは2組以上の縫合糸が、その中で折り返し及び結びを組み合わせられることもできる。それから縫合糸を含む空孔が接着剤で満たされ、それが硬化するとき、骨皮質への縫合糸の取り付けは完了する。本発明はさらに縫合糸取付けシステムを実行するための過程をも含む。
請求項(抜粋):
縫合糸固定システムであって、少なくとも1つの縫合手段が直線状の端部を有し、空孔が骨材質内に形成され、そこに前記縫合手段が取り付けられ、前記空孔は、前記空孔内に固定される前記縫合手段直線状端部の表面積と関連し、前記空孔が接着剤で充填されるときに引っ張り力がそこに加えられても、前記縫合手段が前記空孔から引き抜かれることを防ぐだけ十分な大きさを有する内部表面積を有し、人体に注入するために適切な接着剤が硬化するとき、前記縫合手段直線状端部と骨空孔内部の両方の表面を接着、すなわち相互に係合させ、その間の結合を形成することを特徴とする縫合糸固定システム。
IPC (2件):
A61B 17/04 ,  A61B 17/56
FI (2件):
A61B 17/04 ,  A61B 17/56
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る