特許
J-GLOBAL ID:200903067627512891

電力変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-001178
公開番号(公開出願番号):特開平9-191650
出願日: 1996年01月09日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】系統に地絡事故が発生し、交流電圧に不平衡が生じても正確で確実な位相の検出ができ、安定した電力変換器の制御を可能にすること。【解決手段】3相の系統電圧から対称座標法およびフーリエ変換法をもちいて正相電圧を演算しこれから位相を演算する。また、正相電圧の大きさから事故を判断して正相電圧から求めた位相と位相予測演算から求めた位相を切り替える。【効果】系統電圧の3相地絡が発生し電圧がなくなっても予測演算で位相を検出できるとともに復帰時は一次遅れ要素を予測演算でもとめた位相にもたせきりかえることで安定した制御が可能である。
請求項(抜粋):
3相交流電源の電圧位相に基づいて交流電源の交流電力を直流電力に変換する電力変換装置において、前記交流電源の3相分の電圧信号を実軸と虚軸の各成分に分解し、該各成分から瞬時対称座標法を用いて正相分の位相を検出する検出器と、サンプリング毎に一定位相を加算する位相予測演器を備え、正相電圧の大きさが所定値以下になったことを判断して前記正相電圧による位相出力から前記位相予測演算による位相出力に切り替えることを特徴とする電力変換装置。

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