特許
J-GLOBAL ID:200903067627634857

熱間粗圧延における板幅セットアップ自動修正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101124
公開番号(公開出願番号):特開平7-303909
出願日: 1994年05月16日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 熱間粗圧延出側の粗バーの板幅精度の向上。粗バー圧延の歩留まり向上。【構成】 粗バーの圧延条件と測定幅および測定温度を基に、水平ミルR2+エッジャ-REなる粗圧延機での幅広がり率αおよび有効幅圧下率ηを線型結合式で予測演算する予測手段8;算出値を基にエッジャ-REの設定すべき開度を決定し、該開度に電動開度を設定し、さらに設定誤差を補償する分油柱開度を調整する幅圧下設定手段9,2,20,3;および、粗圧延機出側での幅実績値を用いて前記線形結合式のパラメータをオンライン適応修正する適応修正手段18を備える。【効果】 熱間粗圧延出側での幅偏差の平均値およびばらつきともに飛躍的に低減する。
請求項(抜粋):
水平圧延機、および、油圧幅圧下装置を備える幅圧延機、を含む粗圧延機;該粗圧延機で圧延される粗バーの幅および温度をリアルタイムに測定し、幅情報および温度情報を発生する幅測定手段および温度測定手段;前記幅情報および温度情報をもとに、物性モデルの線型結合式を用いて前記粗圧延機における幅広がり率および有効幅圧下率を予測演算する予測手段;前記幅広がり率および有効幅圧下率をもとに、前記粗圧延機出側幅を所定の目標バー幅にもっていくために必要となる幅圧下量を計算し、該幅圧下量に対応する電動開度を決定して前記幅圧延機に設定し、かつ該電動開度の設定における停止精度の誤差を補償する分前記油圧幅圧下装置の油圧圧下位置を調整する幅圧下設定手段;および、前記幅測定手段の幅情報から得られた粗圧延機出側実績幅を基に幅広がり率の実績値を計算し、それを用いて前記物性モデルの線型結合式の線型パラメータを複数忘却係数・重み付き逐次形最小二乗フィルターでオンライン適応修正する適応修正手段;を備える、熱間粗圧延における板幅セットアップ自動修正装置。
IPC (3件):
B21B 37/22 ,  B21B 1/26 ,  B21B 37/00 BBM
FI (2件):
B21B 37/00 122 A ,  B21B 37/00 BBM
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-284910
  • 特公昭61-028405
  • 特公昭60-012125

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