特許
J-GLOBAL ID:200903067627960959

電気自動車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-008161
公開番号(公開出願番号):特開平6-225402
出願日: 1993年01月21日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 走行用モータたる永久磁石モータを高速回転域で弱め界磁制御し、シフトポジションがニュートラルである場合にインバータの各スイッチング素子を遮断状態とする場合に、バッテリの出力電圧を越える逆起電圧が発生しないようにする。【構成】 シフトポジションがニュートラルであり(100)、モータ回転数が弱め界磁開始回転数N0 以上である(114)場合に、モータの出力トルクが0となるよう制御を実施する(116)。この状態では、永久磁石モータは発電機としては機能しない。従って、モータが発電機として機能することによる逆起電力が抑止されることとなり、当該起電力による電流がバッテリなどに流れることが防止される。
請求項(抜粋):
バッテリと、出力軸が駆動輪に開離機構を介さずに連結された永久磁石モータと、複数のスイッチング素子によりバッテリの出力を交流電力に変換し永久磁石モータに供給するインバータと、永久磁石モータの回転数を検出する手段と、を有する電気自動車に搭載され、永久磁石モータに要求される出力トルクに応じて上記スイッチング素子をスイッチングさせ永久磁石モータの一次電流を制御すると共に、永久磁石モータを所定の弱め界磁開始回転数以上で回転させる場合には永久磁石による界磁を低減させる方向に上記一次電流の界磁電流成分を制御することにより、永久磁石モータの出力トルクを制御するトルク制御手段を備える制御装置において、シフトポジションがニュートラルであるか否かを判定するシフトポジション判定手段と、ニュートラルでないと判定された場合にトルク制御手段を動作させる走行時制御手段と、ニュートラルであると判定された場合に永久磁石モータの回転数が弱め界磁開始回転数以上であるか否かを判定する回転数判定手段と、回転数が弱め界磁開始回転数以上でないと判定された場合に上記スイッチング素子を遮断状態として永久磁石モータへの電力供給を断つ電力遮断手段と、回転数が弱め界磁開始回転数以上であると判定された場合に上記要求される出力トルクを0としてトルク制御手段を動作させる逆起電力抑止手段と、を備えることを特徴とする制御装置。
IPC (2件):
B60L 9/18 ,  B60L 3/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭37-001997

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