特許
J-GLOBAL ID:200903067629396635
スライド式扉の制動装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-233796
公開番号(公開出願番号):特開2002-047859
出願日: 2000年08月02日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】スライド式扉が急激に閉じたり開くのを防止するための制動作用を行なう際にスライド式扉の制動が容易且つ安定して行なえる扉制動装置を提供する。【解決手段】スライド式扉1側に取り付けられた制動装置本体7内に収納された回転体と、制動装置本体7内に充填され回転体の周りを取り囲む粘性流体と、制動装置本体7から突出する軸に取り付けられて回転体と一体に鉛直軸心の周りで回転する歯車14,15と、スライド式扉1の閉まり際およびスライド式扉1の開き際の位置近傍で歯車14,15が噛み合うように建物側に取り付けられた長尺状のラック18,19と、ラック18,19の一端部側に取り付けられた歯車整合部20,21とからなり、歯車14,15には断面形状が正方形のカム部14a,15aを一体に備え、歯車整合部20,21はカム部14a,15aが当接するようにゴムなどの弾性合成樹脂により形成されている。
請求項(抜粋):
スライド式扉側に取り付けられる制動装置本体と、この制動装置本体内に収納された回転体と、制動装置本体内に充填され前記回転体の周りを取り囲む粘性流体と、制動装置本体から突出する軸に取り付けられて回転体と一体に鉛直軸心の周りで回転する歯車と、スライド式扉の閉まり際およびスライド式扉の開き際の位置近傍およびスライド式扉が閉じ始める位置近傍の少なくとも1箇所で前記歯車が噛み合うように建物側に取り付けられた長尺状のラックと、歯車が噛み合い始めるラックの一端部側に取り付けられた歯車整合部とからなり、前記歯車には断面形状が多角形のカム部を一体に備え、前記歯車整合部は前記カム部が当接するようにゴムなどの弾性合成樹脂により形成されて、この歯車整合部の一端部側および他端部側には弾性板部が一体に設けられていて、歯車整合部に対し前記カム部が面接触しながら移動して前記ラックの一端部に歯車が噛み合うように構成したことを特徴とするスライド式扉の制動装置。
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