特許
J-GLOBAL ID:200903067637559497

病原体感染の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138446
公開番号(公開出願番号):特開平8-304397
出願日: 1995年05月11日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 病原体感染の診断において、抗体が形成されるより早い時期から且つ抗体形成後も常に確実な診断をするためのイムノアッセイを提供する。【構成】 病原体の少なくとも一つの抗原および同じ病原体の異なる抗原に対する少なくとも一つの抗体をイムノアッセイ法にて同時に測定することによって病原体感染を検出する方法において、測定すべき物質を含む免疫複合体をいったん第1の固相上に形成させた後、この免疫複合体を特異的に第2の固相上へ転移させ、その固相上で測定すべき物質量の測定を行う。【効果】 既存の抗体測定キットに比べて約2週間早期に検出ができ、さらに既存の抗原測定キットのように感染後日数の経過に伴い測定値が低下するような現象が起きず常時高い信号値が得られる。
請求項(抜粋):
「病原体の少なくとも一つの抗原」および「同じ病原体の異なる抗原に対する少なくとも一つの抗体」を同時に測定することによって病原体感染を検出する方法であって、下記の工程(A)、(B)、(C)および(D)からなる、上記方法。工程(A):被検液に下記成分(1)、(2)、(3)および(4)を各々少なくとも一つ加えて、測定すべき抗原を含む免疫複合体および/または測定すべき抗体を含む免疫複合体を形成せしめる工程。(1)官能基で修飾された、病原体の測定すべき抗原に対して特異的に結合する成分(2)標識された、測定すべき抗原に対して特異的に結合する成分(3)官能基で修飾された、同じ病原体であるが(1)の測定すべき抗原とは異なる抗原に対する測定すべき抗体に対して特異的に結合する成分(4)標識された、測定すべき抗体に対して特異的に結合する成分工程(B):工程(A)で形成された免疫複合体を、(1)および(3)における官能基に対して特異的に反応する成分を不溶化した第1固相上に捕捉する工程。工程(C):免疫複合体を上記固相から遊離させ、前記官能基とは異なる免疫複合体中の部位に対して特異的に反応する成分を不溶化した第2固相に免疫複合体を捕捉する工程。工程(D):第2固相上に捕捉された免疫複合体を測定する工程。
IPC (2件):
G01N 33/543 515 ,  G01N 33/569
FI (2件):
G01N 33/543 515 A ,  G01N 33/569 H
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-124461
  • 特開平1-254868
  • 特開平2-028558
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