特許
J-GLOBAL ID:200903067640534187

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 覚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-235460
公開番号(公開出願番号):特開2001-059542
出願日: 1999年08月23日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 アイドリング回転領域において、エンジン爆発振動の高次成分の振動・騒音の除去を図るようにする。【解決手段】 振動体に連結される上部連結部材6と、車体側に連結される下部連結部材9との間に、インシュレータ2及びインシュレータ2に直列に形成される防振機構部1を設ける。防振機構部1は液体の封入される主室12と、主室12に第一オリフィス15を介して連結される副室16と、副室16の下方部に設けられる空気室18と、主室12に第二オリフィス125を介して連結される第三液室123と、第三液室123に対して第二ダイヤフラム11を介して区画形成される平衡室13と、からなる。平衡室13に負圧または大気圧を導入する切換手段3、及び切換手段3の作動を制御する制御手段5を設ける。高次成分の振動数に同期させるように切換手段3を制御する。
請求項(抜粋):
振動体に取り付けられる第一の連結部材と、車体側のメンバ等に取り付けられる第二の連結部材と、これら第一の連結部材と第二の連結部材との間にあって上記振動体からの振動を吸収及び遮断するインシュレータと、当該インシュレータの一部にてその室壁が形成されるものであって液体の封入される主室と、当該主室に第一のオリフィス(以下第一オリフィスと言う)を介して連結されるとともに、第一のダイヤフラム(以下第一ダイヤフラムと言う)にて、その室壁の一部が形成される副室と、上記主室に第二のオリフィス(以下第二オリフィスと言う)を介して連結されるとともに、上記主室内の液体が導入されるように形成された第三の液室(以下第三液室と言う)と、当該第三液室に対して第二のダイヤフラム(以下第二ダイヤフラムと言う)を介して区画形成されるものであって、大気圧及び負圧のうち、いずれか一方のものが導入されるように形成された平衡室と、からなるとともに、このような構成からなる上記平衡室に、負圧または大気圧のうち、いずれか一方のものを、連続的に、あるいは特定の周波数にて交互に導入させるように切換作動をする切換手段を設け、当該切換手段の切換作動を制御するものであって、エンジンアイドリング回転数域を所定の変換点を基準にして低回転数域と高回転数域とに区分し、更にこのような区分域において上記低回転数域においてはエンジン爆発振動の1次以外の次数からなる振動数に同期させた状態で上記第二ダイヤフラムを振動させるように制御をする制御手段を設けるようにしたことを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 D ,  B60K 5/12 F
Fターム (7件):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047CA06 ,  3J047CB10 ,  3J047CD12 ,  3J047DA02 ,  3J047FA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 液体封入式防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-287524   出願人:豊田合成株式会社

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