特許
J-GLOBAL ID:200903067642790172

走行車の追・衝突防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-253706
公開番号(公開出願番号):特開平7-081881
出願日: 1993年09月14日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で同一軌条上を走行する複数の走行車が頻繁に停止・起動を繰り返すことなく、且つ走行車同志の追突・衝突を安全確実に防止できる走行車の追・衝突防止装置を提供すること。【構成】 ゾーン(Z1,Z2,Z3)毎に絶縁されて第1のゾーン信号線(ZN)と第2のゾーン信号線(RG)を軌条に沿って配設すると共に、各ゾーン先端には前進用一時停止ストライカ(8-1,8-2,8-3)を配設し、第1のゾーン信号線と第2のゾーン信号線はゾーン信号接続線(3-1,3-2,3-3)によって1ゾーンだけずらして接続し、各走行車(1-1,1-2)には第1乃至第4の集電子(4,5,6,7)を設け、各走行車は高速走行指令を受けて高速走行し、先行走行車の存在するゾーンに隣接するゾーンに進入したら前進用強制減速指令検出器(RY)の作動により減速前進走行に変え、更にストライカセンサ(S)が前進用一時停止ストライカを検出したら停止させる。
請求項(抜粋):
複数のゾーン(Z1,Z2,Z3,・・・・・)に渡って配設した軌条と、該軌条に沿って配設した複数相の給電線(R,S,T)と、該給電線から走行モータ(M)を駆動する走行電力を得て前記同一軌条上を走行する複数台の走行車(1-1,1-2)とを具備し、走行車同志の追突及び/又は衝突を防止する追・衝突防止制御装置であって、前記各ゾーン毎に絶縁されて第1のゾーン信号線(ZN)と第2のゾーン信号線(RG)を前記軌条に沿って配設すると共に、各ゾーン先端には前進用一時停止ストライカ(8-1,8-2,8-3,・・・・・)を配設し、前記第1のゾーン信号線の各ゾーンは前記第2のゾーン信号線の対応するゾーンより一つずれたゾーンにゾーン信号接続線(3-1,3-2,3-3,・・・・・)を介して電気的に接続し、前記各走行車には前記給電線の1相(R)に摺接する第1の集電子(4)と、前記第1のゾーン信号線(ZN)に摺接する第2の集電子(5)と、前記第2のゾーン信号線(RG)に摺接する第3の集電子(6)と、前記給電線の他相(S)に摺接する第4の集電子(7)を設けると共に、前記前進用一時停止ストライカを検出するストライカセンサ(S)を設け、更に、前記第1と第2の集電子をゾーン信号供給線(2)を介して接続すると共に、前記第3と第4の集電子を前進用強制減速指令検出器(RY)を介して接続し、前記各走行車は高速走行指令を受けて前記走行モータを高速回転させて高速走行させ、先行する走行車の存在するゾーンに隣接するゾーンに進入したら前記前進用強制減速指令検出器(RY)の作動により減速前進走行に変え、更にセンサ(S)が前記前進用一時停止ストライカを検出したら停止させる速度制御器を具備することを特徴とする走行車の追・衝突防止装置。

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