特許
J-GLOBAL ID:200903067642966289

FM-CWレーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-346787
公開番号(公開出願番号):特開2000-171550
出願日: 1998年12月07日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】MUSIC法よりも高速かつ高分解能とすることができる。【解決手段】反射信号をビートダウンし、M個のサンプルよりなるベクトルX=〔X(t1 ),X(t2 ),...,X(tM )〕を、各行がK個の要素からなり、行ごとに1時刻ずれたK×(M-K)の行列YYH の積により空間平均した相関行列Rを得(33)、Rを固有展開し、RE=E=〔e1 ,e2 ,...,eK 〕、Λ=diag(λ1 2 ,...,λK )その固有値λQ+1 〜λK が一定値となり、これよりも大きいQ個が反射物標の数と対応し、信号部分空間Es =〔e1 ,e2 ,...,eQ 〕を得、その1乃至K-1行の行列EX 、2乃至K行の行列EY を並べExy=[EX ,EY ]とし(35)、EH = ExyH EXYの固有展開を行いEH =EΛEH を求め(37)、このEを4つの小行列に分割し、その-E12E22-1の固有値を求め(39)、その値φi のそれぞれについて距離計算する(41)、つまりESPRIT法により、信号処理する。
請求項(抜粋):
連続的に周波数が変化する波動を放射し、その反射波を送信波でビートダウンするFM-CWレーダにおいて、時間的に等間隔で、ビートダウンされた信号をデジタルデータにする手段と、上記デジタルデータよりなるK行、(M-K)列(K>Q、M-K>Q、K<M-K、Mはデータのサンプル数、Qは反射物標数)の行列と、その共役転置の行列との積を求めて、空間平均した相関行列<BAI>R</BAI>を求める手段と、上記相関行列<BAI>R</BAI>を固有展開して信号部分空間<BAI>E</BAI><SB>s </SB>を得る手段と、上記信号部分空間<BAI>E</BAI><SB>s </SB>から、その1乃至K-1行の行列<BAI>E</BAI><SB>X </SB>と、2乃至K行の行列<BAI>E</BAI><SB>y </SB>を並べた行列<BAI>E</BAI><SB>xy</SB>を作る手段と、上記行列<BAI>E</BAI><SB>xy</SB>とその共役転置との積<BAI>E</BAI><SB>H </SB>を求める手段と、上記行列<BAI>E</BAI><SB>H </SB>を固有展開して固有ベクトル<BAI>E</BAI>を求める手段と、上記固有ベクトル<BAI>E</BAI>をの小行列に分ける手段と、-<BAI>E</BAI><SB>12</SB> <BAI>E</BAI><SB>22</SB><SP>-1</SP>の固有値φ<SB>i </SB>を求める手段と、d<SB>i </SB>=angl(φ<SB>i </SB>)c/4πΔfを演算して物標までの距離d<SB>i </SB>を求める手段と(cは光速、Δfはサンプリング間隔Δtにおける周波数の変位)、を具備するFM-CWレーダ。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/292 C
Fターム (13件):
5J070AB19 ,  5J070AC02 ,  5J070AD02 ,  5J070AH04 ,  5J070AH19 ,  5J070AH31 ,  5J070AH34 ,  5J070AH50 ,  5J070AK22 ,  5J070AK40 ,  5J070AL02 ,  5J070BG01 ,  5J070BG28
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • FM-CWレーダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-143023   出願人:株式会社光電製作所

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