特許
J-GLOBAL ID:200903067644400754

転がり軸受装置用潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112485
公開番号(公開出願番号):特開平10-299784
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 高速回転時にも、玉10を設置した空間36内に潤滑油を効率良く送り込み自在とする。【解決手段】 ハウジングに設けた給油通路から外輪間座47内の給油孔20、ノズル孔19に潤滑油を送り込む。この潤滑油は、上記外輪間座47の内周面と第一の内輪間座38の外周面との間に設けた給油隙間52の端部開口から、上記空間36内に吐出する。上記給油隙間52の端部開口は、外輪8の内周面の軸方向中間部の直径方向内側に存在する。従って上記潤滑油は、高速回転時に形成されるエアカーテンに拘らず、上記玉10の転動面に効率良く付着する。
請求項(抜粋):
外周面に内輪軌道を有し、ハウジングの内側で高速回転する軸に外嵌支持する内輪と、内輪に隣接して上記軸に外嵌支持する内輪間座と、内周面に外輪軌道を有し、上記ハウジングに内嵌支持する外輪と、この外輪に隣接して上記ハウジングに内嵌支持する外輪間座と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に設けた複数の転動体とを備えた転がり軸受装置のうち、上記内輪の外周面と上記外輪の内周面との間で上記複数の転動体を設置した空間内に潤滑油を供給する為の転がり軸受用潤滑装置に於いて、上記内輪の軸方向一端面は上記外輪の軸方向一端面よりもこの外輪の軸方向中央部に寄った位置に存在しており、上記内輪間座の外周面と上記外輪間座の内周面との間には、上記内輪の軸方向一端面に近付く程直径方向外方に向かう方向に傾斜して、潤滑油が流通自在な給油隙間が存在しており、上記外輪間座の内側にはこの給油隙間に潤滑油を送り込む為の給油孔が設けられており、この給油孔から上記給油隙間に送り込まれた潤滑油を上記複数の転動体を設置した空間内に、上記外輪の一端面よりもこの外輪の軸方向中央部に寄った位置に存在する、上記給油隙間の端部開口から吐出させる事を特徴とする転がり軸受用潤滑装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る