特許
J-GLOBAL ID:200903067655358784

排他実行制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168131
公開番号(公開出願番号):特開平8-030470
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】ジョブ間での業務排他と異常終了発生時の類似ジョブの実行制限とを総合的に効率よく実施し、データの整合性を確保し運用の混乱を防止する。【構成】各ジョブを二つの異なる観点から分類し登録したジョブファイル1と、ジョブ区分ごとに排他情報を登録した業務排他テーブル2と、実行中ジョブの排他情報を記憶するタスクファイル3と、端末情報を記憶するワークステーションファイル4と、サブシステム単位で障害情報を記憶するシステム障害ファイル5と、ジョブ選択時に排他条件を調べてジョブ開始の可否を判定し、可の場合は排他フラグを立てジョブ実行部7に実行させる業務排他ジョブ開始手段6と、実行ジョブの異常終了時に障害フラグを設定する異常終了処理手段9と、正常終了時に排他フラグ及び障害フラグをリセットする業務排他ジョブ終了手段8と、障害回復処理後に異常終了ジョブを再実行させる異常回復処理手段10とで成る。
請求項(抜粋):
実行可能なすべてのジョブに対して排他条件による第1の区分とメニュー表示条件による第2の区分とを格納したジョブファイルと、前記第1の区分ごとにタスク単位の排他情報を格納した業務排他テーブルと、実行中のジョブが使用する排他処理が必要なタスクにフラグを設定し管理するタスクファイルと、ジョブ実行中の端末にフラグを設定し管理するワークステーションファイルと、前記第2の区分ごとの障害情報をフラグを設定し管理するシステム障害ファイルと、ジョブの実行に先立ち指定されたジョブ名と実行を要求した端末名とから前記ジョブファイル及び業務排他テーブルに基づき前記タスクファイル,ワークステーションファイル及びシステム障害ファイルを参照しジョブの実行開始の可否を判定し、前記タスクファイル及びワークステーションファイルにフラグを設定した後にジョブの実行開始を許可する業務排他ジョブ開始手段と、実行中のジョブが正常終了したとき前記業務排他ジョブ開始手段で設定した前記タスクファイル及びワークステーションファイルの該当フラグを除去すると共に前記システム障害ファイルの該当箇所のフラグ情報を初期化する業務排他ジョブ終了手段と、実行中のジョブが異常終了したとき前記ジョブファイルを参照して前記システム障害ファイルの該当箇所にフラグを設定する異常終了処理手段と、異常終了の発生した原因が除去され障害が回復した後に前記業務排他ジョブ開始手段を経由せず異常終了したジョブを実行させる異常回復処理手段とを備えたことを特徴とする排他実行制御方式。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46 360

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