特許
J-GLOBAL ID:200903067660021593

積層モジュール化部材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-163100
公開番号(公開出願番号):特開平7-329164
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 周辺部をライニング材で曲げ重ねるのを簡単に行えるようにした積層モジュール化部材を作成する方法及び装置を提供する。【構成】 モジュール化部材は、寸法的に安定した支持体部材と、および可視側でそれに接合される、フィルム、織物または同様な化粧ライニング材のライニングとから構成される。ライニング材の曲げ重ねる部分、すなわち張り出し部を支持部材の周辺から離れるように角度を付けて曲げておく。【効果】 支持体部材の除去される周辺部とライニング材の重ねる部分との間に隙間ができるので、一つの装置で支持体部材のトリミングとライニングのトリミングを行うことができる。
請求項(抜粋):
結合剤を含有する繊維材料から成るマット状またはパネル状の半製品の加熱された素材が、冷間成形工具で成形されて支持体部材に形成されるとともに、その表面にライニングが施され(ワンショットプロセス)て、寸法的に安定した支持体部材と、その可視側でそれに接合されるフィルム、織物または同様な化粧ライニング材のライニングとから構成される積層モジュール化部材、好ましくは車両のモジュール化部材を製造する製造方法において、ライニング材料が、支持体部材の形状に対して張出し部を設けて多機能工具に挿入され、ライニング材料の張出し部が支持体部材の縁部の表面位置に対してある角度で斜めになるようにして、支持体部材の周辺の形状に沿って配置、固定され、ついで、支持体部材の加熱されたマット状またはパネル状の材料が多機能工具に挿入され、その工具を閉じることによりマット状またはパネル状の材料がモジュール化部材に成形されるとともにそのモジュール化部材の表面にライニング材料が接合され、前記支持体部材の張出し部が、剪断により支持体部材の縁部に沿って切り離され、最後にライニング材料の張出し部が多機能工具に組み込まれて別個に作動できるトリミングナイフにより最終的にトリミングされ、ついで支持体部材の接合期間後に、多機能工具が開放されて、ライニング材料が接合されて積層された支持体部材が取り出され、最後にライニング材料の張出し部が、別個の工具でモジュール化部材の縁部の周りに曲げ重ねられることを特徴とする方法。
IPC (5件):
B29C 51/08 ,  B32B 3/04 ,  B29K105:08 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58

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