特許
J-GLOBAL ID:200903067662400796

保護被覆を有するゴム製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-509012
公開番号(公開出願番号):特表平8-501993
出願日: 1993年08月09日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】酸素、オゾン及び/又は紫外線による攻撃を受けるポリマー性製品を酸素、オゾン及びUV光線に対して抵抗性のポリマーの薄い被覆で覆う。これはその製品をそれらの原因のいずれかによる亀裂発生や劣化から保護する。その未被覆製品を基材として用いる。この基材は酸素、オゾン及び/又は紫外線による攻撃を受けるいかなるポリマーであってもよい。好ましい被覆の1つは、例えば水素化されたニトリルゴム(HNBR、すなわち水素化されたニトリル/ブタジエン共重合物)、高度に飽和されたスチレン/ブタジエン共重合物、又は水素化されたスチレン/ビニルピリジン/ブタジエンの3元共重合物のような、ほんの僅かの不飽和しか含まない高度に飽和したポリマーから加硫される。この被覆の、水素化された、又は高度に飽和したポリマーは、1,3-ブタジエンのポリマー(5ー100重量%)と、場合により1種以上のモノエチレン性不飽和のポリマー(0-95重量%)である不飽和のポリマーを水素化することによって得られる。その加硫された被覆は典型的にはエラストマー性である。被覆は未加硫の高度に飽和したポリマーのラテックスとして適用し、これをその基材の上でその場で乾燥させ、加硫して所望の被覆された製品にする。その被覆の厚さは約0.5ミル(0.0005インチ)から約10ミル(0.01インチ)までであることができる。
請求項(抜粋):
下記、すなわち(a)暴露される表面を有するポリマーの基材であって、その基材のポリマーは、酸素、オゾン及び紫外線により攻撃をうけるポリマー、又はかかるポリマーの硬化可能な前駆体である、ポリマーの基材と、及び(b)上記基材の上記表面に接着された高度に飽和したポリマーの薄い保護用エラストマー被覆であって、その際この被覆の高度に飽和したポリマーはエラストマー性であって、またその際その高度に飽和した未硬化のポリマーが、1,3-ブタジエン及び場合により1種以上のエチレン性不飽和のコモノマーからの不飽和のポリマーのラテックスを水素化することにより得られる硬化可能な水素化ポリマーであって、その際上記1,3-ブタジエンが上記不飽和のポリマーの約5%から100%までを構成し、そして上記1種以上のエチレン性不飽和のコモノマーがその0から約95%までを構成し、またその際上記水素化されたポリマーは上記不飽和のポリマーの約20%を超えない不飽和を含み、その際上記保護被覆がその基材を酸素、オゾン及び紫外線による攻撃から保護するものであるエラストマー被覆 とを含む複合物積層体。
IPC (3件):
B32B 25/08 ,  C08F 8/04 MGB ,  C08J 7/04 CEQ
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭63-183844
  • 特開平3-295643
  • 特開昭51-074030
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