特許
J-GLOBAL ID:200903067666714540

金属に貼合せるための保護ポリマーフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-525054
公開番号(公開出願番号):特表平11-500077
出願日: 1996年02月14日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】本発明は、金属基体(18)に貼合されることができ、引掻き、溶剤及び腐蝕からの保護を与える保護ポリマーフィルムを提供する。このフィルムはまた、例えばエアゾール弁取り付けカップ、缶円蓋、缶本体、缶底等のような金属容器に用いた場合に良好な圧縮可能性と封着可能性とを示す。この保護ポリマーフィルムは、少なくとも60のショアD硬度を有する耐引掻き性層(10)、接着剤層(14)及び耐引掻き性層と接着剤層との間に配置された圧縮可能な層(12)を包含する。別の実施態様では、保護ポリマーフィルムは耐引掻き性層と、隣接する圧縮可能な接着剤層とを包含する。このフィルムは、接着剤層を熱的に活性化することによっても、金属基体に貼合せることができる。
請求項(抜粋):
(a)ASTM D2240に従って試験したときに少なくとも60のショアD硬度計による硬度を示し、総保護フィルム厚さの5%〜40%を占める耐引掻き性層と; (b)前記耐引掻き性層に隣接する圧縮可能な層であって、エチレン若しくはプロピレンのホモポリマー、エチレンとプロピレンとのコポリマー、エチレン-プロピレンゴム、エラストマーオレフィン系樹脂、スチレンブロックコポリマー、ポリウレタン、又はこれらのブレンドを含み、総保護フィルム厚さの40%〜80%を占める圧縮可能な層と; (c)前記圧縮可能な層に隣接する接着剤層であって、酢酸ビニル、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、メチルアクリル酸、アクリル酸若しくは一酸化炭素のエチレン系不飽和コポリマー;エチレン若しくはプロピレンのホモポリマー;エチレンとプロピレンとのコポリマー;エチレンとメチルアタクリル酸若しくはアクリル酸とのイオノマー;無水マレイン酸改質ポリエチレン;ポリアミド;ポリウレタン;又はこれらの相容性ブレンドを含み、総保護フィルム厚さの5%〜25%を占め、ASTM D-903に従って180度剥離試験を受けたときに少なくとも5.0ポンド/線状インチ(0.89kg/cm)の剥離接着力を示すことができる接着剤層とを含み、総フィルム厚さが0.5〜20.0mil(0.01〜0.51mm)厚さである保護フィルム。
IPC (2件):
B32B 27/32 ,  B32B 15/08 103
FI (2件):
B32B 27/32 C ,  B32B 15/08 103 A

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