特許
J-GLOBAL ID:200903067679604930
ポリマーの表面コーティング
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-348098
公開番号(公開出願番号):特開2000-226550
出願日: 1992年07月06日
公開日(公表日): 2000年08月15日
要約:
【要約】【課題】 生物適合性コーティング表面の提供に関する。【解決手段】 永久的正電荷の中心をもつペンダント基およびある表面にポリマーを安定に結合させることができる他のペンダント基を有する、1種または2種以上のラジカル重合可能なモノマーのポリマーを含むコーティング、並びに該コーティングを用いる表面を生物適合性とする方法。
請求項(抜粋):
両性イオンの基を有し、20,000-1,000,000の範囲の分子量を有するコポリマーを形成するために、両性イオン性の基を含有する少なくとも5モル%のラジカル重合可能なエチレン系不飽和の両性イオンのモノマー、および少なくとも5モル%のエチレン系不飽和のラジカル重合可能なコモノマーから形成されたポリマーを含有するコーティング組成物を用いて官能基を有する表面をコーティングすることにより、該表面を生物適合化する方法であって、そしてコモノマーは反応性基を含み、そして一般式(X)【化1】式中、R19は、水素またはC1-C4アルキルであり、Q2は、OHまたは式TB7Q3の基であり、式中、Tは、-O-または-NR21-であり、式中、R21は水素またはC1-C4アルキル基であるか、またはR21は基-B7Q3であり、B7は原子価結合、直鎖状または分枝鎖状アルキレン、オキサアルキレンまたはオリゴ-オキサアルキレン基であり、そしてQ3はアルデヒド基;ハロゲン原子およびC1-4アルコキシ基から選択される1または2以上の置換基を含有するシランおよびシロキサン基;ヒドロキシル;アミノ;カルボキシル;エポキシ;-CHOHCH2Hal(式中、Halは塩素、臭素およびヨー素原子から選択される);スクシンイミド;トシラート;トリフラート;イミダゾールカルボニルアミノ;ならびにトリアジン基から成る群から選択される、で示されるか、あるいはコモノマーはクロロメチルスチレンであるか、または式XI【化2】式中、K2は基-(CH2)qOC(O)-、-(CH2)qC(O)O-、-(CH2)qOC(O)O-、-(CH2)qNR20-、-(CH2)qNR20C(O)-、-(CH2)qC(O)NR20-、-(CH2)qNR20C(O)O-、-(CH2)qOC(O)NR20-、-(CH2)qNR20C(O)NR20-(式中、基R20は同一あるいは異なる)、-(CH2)qO-、-(CH2)qSO3-、原子価結合であり、qは1-12であり、そしてR20は水素またはC1-C4アルキル基であり、B8は、直鎖状または分枝鎖状のアルキレン、オキサアルキレンまたはオリゴ-オキサアルキレン基であり、そしてQ4は、ポリマーがペンダント反応性基を含むようにアルデヒド基;ハロゲン原子およびC1-4アルコキシ基から選択される1または2以上の置換基を含有するシランおよびシロキサン基;ヒドロキシル;アミノ;カルボキシル;エポキシ;-CHOHCH2Hal(式中、Halは塩素、臭素およびヨー素原子から選択される);スクシンイミド;トシラート;トリフラート;イミダゾールカルボニルアミノ;ならびにトリアジン基から成る群から選択される、で示されることを特徴とし、かつコーティング工程後に該ペンダント反応性基が該表面の官能基と反応して、ポリマーの安定な生物適合性コーティングを表面に形成することを特徴とする、上記方法。
IPC (8件):
C09D133/00
, A61L 33/00
, C08F 12/14
, C08F 12/18
, C08F 20/10
, C08F 20/54
, C09D125/18
, C09D133/24
FI (8件):
C09D133/00
, C08F 12/14
, C08F 12/18
, C08F 20/10
, C08F 20/54
, C09D125/18
, C09D133/24
, A61L 33/00 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平2-076805
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特開平1-319403
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特開平2-196710
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