特許
J-GLOBAL ID:200903067681792379

溶鋼の真空処理装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120914
公開番号(公開出願番号):特開平10-310815
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】水素、窒素および炭素を減圧下で効率的に低減することができる溶鋼の真空処理装置およびその装置を用いて行う真空処理方法を提供する。【解決手段】(1)溶鋼を収容する取鍋2と、溶鋼1を循環させるための2本の浸漬管4および真空排気孔5を備えた真空処理槽3と、真空排気設備とを有し、前記真空排気孔と真空排気設備との間に二段式の遮断弁8が設けられている真空処理装置。(2)この装置を用い、遮断弁を閉じた状態であらかじめ排気系側を50〜400mmHgの減圧状態とする予備排気を行い、次いで、真空処理槽の浸漬管を溶鋼へ浸漬すると同時に一段目の遮断弁を開き、その後引き続いて二段目の遮断弁を開く真空処理方法。処理が終了した後、遮断弁を閉じて次のチャージの処理に備えれば、予備排気を省略または簡略化できる。
請求項(抜粋):
溶鋼を収容する取鍋と、下部に取鍋内の溶鋼を吸引するための浸漬管および排出するための浸漬管を備え、上方部に真空排気孔を備えた真空処理槽と、前記真空処理槽内を減圧するための真空排気設備とを有し、前記真空排気孔と真空排気設備との間に二段式の遮断弁が設けられていることを特徴とする溶鋼の真空処理装置。

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