特許
J-GLOBAL ID:200903067682660239

乗物用カップホルダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-227402
公開番号(公開出願番号):特開平6-072227
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 灰皿不使用時はホルダを外側へ拡げない状態で使用でき、灰皿を使用する時だけホルダが自動的に外側へ拡がり、ホルダと灰皿の同時使用を可能にした乗物用カップホルダ装置を提供するものである。【構成】 この発明の乗物用カップホルダ装置は、乗物内に形成された収納部7内に、乗員室内R側へ引出し可能な灰皿10とホルダ9とを上下隣接状態で設けると共に、前記灰皿10にガイドリブ24を形成すると共に、前記各ホルダ9の灰皿側対応部位のうち、収納位置では前記ガイドリブ24の傾斜部25と干渉しないが、第一使用位置では該傾斜部25と干渉して第二使用位置側へ押され得る位置に、突起部21をそれぞれ形成し、また、付勢手段19とロック手段20も設けたものである。
請求項(抜粋):
乗物内に形成された収納部内に、乗員室内側へ引出し可能な灰皿を設けると共に、該収納部内で前記灰皿の上下どちらか一方の隣接位置に、収納部内の左右両側に設定された支点を中心にして各々略水平方向で回動自在に取付けられ、不使用時には収納部内で重合状態となる収納位置となり、且つ使用時には灰皿の前方位置まで相互に開き回動した第一使用位置と該第一使用位置よりも更に外側へ開き回動して大部分が引出し状態の灰皿よりも外側に位置する第二使用位置の2つの使用位置を有する左右一対の保持孔付きのホルダを、設けたものであって、前記灰皿の左右両側縁相当部位に該灰皿の引出し方向に沿い且つ乗員室内側端部が互いに内向きの傾斜部とされたガイドリブを形成すると共に、前記各ホルダの灰皿側対応部位のうち、収納位置では前記ガイドリブの傾斜部と干渉しないが、第一使用位置では該ガイドリブの傾斜部と干渉して第二使用位置側へ押され得る位置に、突起部をそれぞれ形成し、且つ、ホルダと収納部との間に、収納位置及び第二使用位置にあるホルダを、それぞれ第一使用位置側へ向けて回転付勢せしめる付勢手段を設け、該付勢手段より強い力で前記ホルダの回動を阻止すると共に解除手段により該阻止を解除し得るロック手段を設けたことを特徴とする乗物用カップホルダ装置。

前のページに戻る