特許
J-GLOBAL ID:200903067691906968

生物または細胞に異物を導入し取り込ませる方法および該方法に使用する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片桐 光治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-103770
公開番号(公開出願番号):特開平6-062871
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 遺伝子等の異物を金属、ポリマー等の微粒子に担持した異物担持微粒子を生物又は細胞に打ち込み導入する方法及び装置の提供。【構成】 ノズルチップの孔とこれと順次連通する第1弁座、第1内孔、第2弁座および第2内孔と第1内孔に通ずるコックバルブ付異物担持微粒子挿入口とを有し、自動ガンに装着されたノズルと、自動ガンの作動に連動して第1弁座および第2弁座において開閉する弁体とより2段ニードル弁を構成してなるノズルシステムの2段ニードル弁を閉として第1内孔に異物担持微粒子を装入し、2段ニードル弁を作動させて異物担持微粒子をノズル先端より噴出させ、生物または細胞に衝突させるか、あるいは第2弁座を自動ガンの高圧圧縮気体出口部に設け、ノズル先端部を継手により着脱自在の構造とすること以外、前記と同様の2段ニードル弁を用いる、好ましくは、噴出後周囲に飛散する異物担持微粒子を分離・回収することを特徴とする。
請求項(抜粋):
異物を微粒子に担持させてなる異物担持微粒子を高圧圧縮気体と共にノズルに先端から噴出させて所定温度に維持された生物または細胞に打ち込む生物または細胞に異物を導入し取り込ませる方法において、所定の長さおよび内径を有するノズルチップの孔と該ノズルチップ孔の軸上これと順次連通する第1弁座、所定の長さおよび内径を有する第1内孔、および第2弁座および所定の長さおよび内径を有する第2内孔と前記第1内孔に通ずるコックバルブ付異物担持微粒子挿入口とを有し、エアレススプレー塗装用自動ガンに装着されたノズルと、該エアレススプレー塗装用自動ガンの作動に応じて前記ノズルチップ孔の軸上前後に作動して前記第1弁座および第2弁座において開閉する弁体とより2段ニードル弁を構成してなるノズルシステムの2段ニードル弁によって第1内孔を閉の状態にして異物担持微粒子挿入口より第1内孔に異物担持微粒子を挿入して前記コックバルブを閉め、2段ニードル弁を作動させて第1内孔を開の状態として所定圧の高圧圧縮気体を所定時間第2内孔を通って第1内孔に導入させ、第1内孔に導入された高圧圧縮気体と共に第1内孔に導入されている異物担持微粒子をノズルチップ孔を通ってノズル先端から所定の速度で噴出させることを特徴とする前記生物または細胞に異物を導入し取り込ませる方法。
IPC (2件):
C12N 15/87 ,  C12M 1/00

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