特許
J-GLOBAL ID:200903067701315971

OFDM用受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-088952
公開番号(公開出願番号):特開2000-286817
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 周波数領域で等化を行う場合の時間方向の補間方式として回路規模を増大させる乗算器が不要で、伝送路応答の推定に優れた補間方式を提供する。【解決手段】 パイロット信号の伝送路応答推定値H~(l,kp,l)とH~(l+4,kp,l+4)を加算器21で加算し、ビットシフト回路22で1ビットシフトしてH~(l+2,kp,l+2)を得る。また、H~(l,kp,l)とビットシフト回路22の出力を加算器23で加算し、ビットシフト回路25でビットシフトしてH~(l+1,kp,l+1)を得る。同様に、H~(l+4,kp,l+4)とビットシフト回路22の出力を加算器24で加算し、ビットシフト回路26でビットシフトしてH~(l+3,kp,l+3)を得る。これによって乗算器が不要となり、ハードウエア規模の削減が図れる。また、パイロット信号が伝送される各キャリアに対して時間方向に2つのパイロット信号を記憶するだけでよく、メモリ規模も削減することができる。
請求項(抜粋):
振幅、位相が既知のパイロット信号を周波数軸上及び時間軸上にほぼ等間隔で配置してなるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex : 直交周波数分割多重)信号を受信し、前記パイロット信号の伝送路応答を2値デジタル信号として処理、推定して受信データ信号の伝送路応答を補間して周波数領域の等化を行うOFDM用受信装置であって、前記OFDM信号の受信出力から時間軸上に連続する第1及び第2のパイロット信号を順次取り出し、前記第1及び第2のパイロット信号の第1及び第2の伝送路応答を加算する加算手段と、この加算手段の加算結果をビットシフトすることで第3の推定伝送路応答を求め、少なくとも第3の推定伝送路応答を用いて時間軸上に連続する第1及び第2のパイロット信号間のデータ信号の伝送路応答を補間する補間処理手段とを具備することを特徴とするOFDM用受信装置。
IPC (4件):
H04J 11/00 ,  H04B 1/76 ,  H04B 3/10 ,  H04B 7/005
FI (4件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 1/76 ,  H04B 3/10 A ,  H04B 7/005
Fターム (11件):
5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD19 ,  5K022DD34 ,  5K046AA05 ,  5K046EE06 ,  5K046EE12 ,  5K046EE16 ,  5K046EE47 ,  5K046EE56 ,  5K046EF05

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