特許
J-GLOBAL ID:200903067710844057

燃料噴射器における圧力及び温度特性を補償する燃料噴射制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280712
公開番号(公開出願番号):特開平7-217485
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 燃料として圧縮天然ガス等が供給される車両の内燃機関に適応するように燃料噴射器の作動を制御する燃料噴射制御方法及び装置を提供する。【構成】 排気ガス中の酸素のレベルに応答する比例・積分・微分動作(PID)コントローラ160と、特定のエンジン11の回転速度及び負荷の条件に基づき予め求めた燃料送出速度を格納した適応テーブル170と、燃料噴射器14の作動電圧における変動を補償する燃料送出速度の補正値を格納した供給電圧テーブル180と、温度変動による前記燃料噴射器のアクチュエータにおける燃料圧力及び抵抗値の変動を補償する補正値を格納した2次元ルックアップ・テーブル190と、これらのテーブルを参照して前記燃料噴射器を作動させるコマンド信号の長さを決定するコマンド信号発生器172とを備える。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料噴射器を制御する燃料噴射制御方法において、前記燃料噴射器は燃料供給装置を介し、圧力に従って燃料を受け取るようにされ、更に長さが注入されるべき燃料量を表わしているコマンド信号に応答して前記エンジンに測定された燃料量を注入するようにされた前記燃料噴射制御方法において、前記エンジンから排気される排気ガスの酸素含有量を測定して酸素レベル信号を形成するステップと、前記酸素レベル信号が第1のしきい値より大きいときは前記コマンド信号の長さを増加させることにより、かつ前記酸素レベル信号が第2のしきい値より大きいときは前記コマンド信号の長さを減少することにより、前記酸素レベル信号に応答して前記コマンド信号の長さを変更するステップと、前記燃料供給管における前記燃料の圧力を測定して燃料圧力信号を形成するステップと、前記燃料噴射器のうちの少なくとも一つの近傍から少なくとも一つの温度値を測定して燃料噴射器温度信号を形成するステップと、対応して異なる複数の燃料圧力及び燃料噴射器温度の作動条件に関連した複数の補正値の大きさを判断するステップであって、前記各補正値は、前記複数の各作動条件が前記コマンド信号の所望の長さを変更する範囲を表わすステップと、前記憶装置に前記補正値を記憶するステップと、前記燃料圧力信号及び前記燃料噴射器の温度信号の現在値に従って前記補正値を周期的に読み出すステップと、選択した前記各補正値に従って前記コマンド信号の長さを変更させるステップとの組合わせを含む燃料噴射制御方法。
IPC (5件):
F02D 41/20 380 ,  F02D 19/02 ,  F02D 41/04 380 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 312

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