特許
J-GLOBAL ID:200903067712033587

改質ポリプロピレンの製造法および成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-251255
公開番号(公開出願番号):特開平8-092326
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 溶融張力が高く、成形加工性に優れた改質ポリプロピレンと成形品の提供。【構成】 ポリプロピレンに対し、夫々所定重量比の有機過酸化物およびジアクリレート等から選ばれる1種類以上の架橋助剤を配合し、180〜300o Cで熱処理することにより、所定方法で測定した固有粘度[η]および沸騰キシレン抽出残率が所定値以下である改質ポリプロピレンを製造する方法において、所定の固有粘度[η]のポリプロピレンを1〜50重量%含み、全体としての固有粘度[η]が1.0〜4.0dl/gのポリプロピレン組成物を用いる改質ポリプロピレンの製造方法と該ポリプロピレンを用いた成形品。【効果】 比較例のものより著しく溶融張力の高いものが得られる。
請求項(抜粋):
結晶性ポリプロピレン(PP1)100重量部に対し、有機過酸化物を0.0005〜0.5重量部およびジアクリレート、ジメタクリレート、トリアクリレートから選ばれる1種類以上の架橋助剤を0.01〜5.0重量部配合し、180〜300°Cで熱処理することにより、沸騰キシレン抽出残率が1重量%以下である改質ポリプロピレン(PP2)を製造する方法において、結晶性ポリプロピレン(PP1)としてテトラリン中において135°Cで測定した固有粘度[η]が2.5〜10dl/gである結晶性ポリプロピレン(PP3)を1〜50重量%含んでなる、全体としての固有粘度[η]が1.0〜4.0dl/gである結晶性ポリプロピレン組成物(PP4)を用いることを特徴とする改質ポリプロピレンの製造法。

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