特許
J-GLOBAL ID:200903067712200718

眼底血流計及びその信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 日比谷 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-294525
公開番号(公開出願番号):特開2001-112717
出願日: 1999年10月15日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】【課題】 眼底血流計の測定信号のSN比を短時間で正しく求め、SN比が悪い場合には測定不可としたり測定エラーとする処理を行う。【解決手段】 被検眼Eの眼底上の血管に可干渉な測定光を照射し、測定光の血管内粒子により散乱される信号光及び周辺組織から散乱される参照光を受光し、その受光信号を周波数解析した結果のスペクトル分布を、高周波領域に存在するホワイトノイズに近似されるノイズ領域と、このノイズ領域より低周波側に存在する信号領域との少なくとも2つの領域に分割する。この分割において、高周波側から累積した積分曲線を作成し、その後に2つの信号領域においてこの積分曲線とその近似直線を求め、その2つのY軸切片からSN比を算出する。このように信号領域とノイズ領域に分割することによって、SN比の算出だけでなくその後の速度解析にも有効に使用することができる。
請求項(抜粋):
被検眼の眼底上の血管に可干渉な測定光を照射する測定光照射手段と、前記測定光が血管内粒子により散乱される信号光及び周辺組織から散乱される参照光を受光する受光手段と、該受光手段の受光信号を周波数解析する周波数解析手段と、該周波数解析手段の出力を基に血流速度を算出する算出手段とを有するレーザードップラ型の眼底血流計において、前記周波数解析結果によるスペクトル分布を高周波側より累積した積分曲線を演算する第1のステップと、前記周波数解析の結果を前記積分曲線を使用して高周波領域に存在しかつホワイトノイズに近似されるノイズ領域と該ノイズ領域よりも低周波側に存在する信号領域との少なくとも2つの領域に分割する第2のステップとを有する受光信号の信号処理手段を有することを特徴とする眼底血流計。
IPC (2件):
A61B 3/12 ,  A61B 5/026
FI (2件):
A61B 3/12 E ,  A61B 5/02 340 D
Fターム (6件):
4C017AA11 ,  4C017AB07 ,  4C017AC23 ,  4C017AC28 ,  4C017BC11 ,  4C017BC16

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