特許
J-GLOBAL ID:200903067723059561

バースト信号用AGC回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-007850
公開番号(公開出願番号):特開平6-216954
出願日: 1993年01月20日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 初期状態において高速同期が必要な場合には、AGCループは高速応答特性を持ち、高速応答後にはAGCループ帯域が最小となりループ雑音の影響も無くする。【構成】 バースト変調波信号をベースバンド帯信号に周波数推移させる準同期復調回路21の出力信号をA/D変換回路22,23でディジタル信号に変換し、これらの信号と積分回路の出力信号とを乗算回路24に入力する。この出力信号を2乗回路を介して受け基準信号との差を求める減算回路28の出力信号のレベルを領域判定回路11が基準値2と基準値3で区分される3種類の領域に判定する。領域判定回路11からの信号を受ける選択回路12は、3種類のループ定数K1、K2、K3を選択する。この選択回路12の出力信号と減算回路28の出力信号とを乗算する乗算回路29の出力信号を積分回路30が積分し乗算回路24を駆動する。
請求項(抜粋):
間欠的に送信されるバースト変調波信号を入力とし該バースト変調波信号をベースバンド帯信号に周波数推移させる準同期復調回路と、該準同期復調回路の出力信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路と、該A/D変換回路からの出力信号と積分回路の出力信号とを入力とし乗算操作を行う第1の乗算回路と、該第1の乗算回路の出力信号を2乗する2乗回路と、該2乗回路の出力信号から予め定められた基準信号との差を求めるディジタル型の減算回路と、該減算回路出力信号のレベルに予め定められた第1の基準値と第2の基準値で区分される3種類の領域に判定する領域判定回路と、該判定回路の出力信号を入力として予め定められた3種類のループ定数K1、K2、K3を選択する選択回路と、該選択回路の出力信号と前記減算回路の出力信号とを乗算する第2の乗算回路と、該第2の乗算回路の出力信号を積分し前記第1の乗算回路を駆動する前記積分回路とで構成され、前記ループ定数K1、K2、K3の関係はK1>>K2≧K3とし、前記第1の基準値は第2の基準値より大きく設定し、前記選択回路は、前記減算回路の出力信号が前記第1の基準値より大きい場合にループ定数K1を選択し、前記減算回路の出力信号が前記第2の基準値より小さい場合にループ得K3を選択し、かつ、前記減算回路の出力信号が前記第1の基準値と前記第2の基準値との間の値である場合にループ定数K2を選択することを特徴とするバースト信号用AGC回路。
IPC (5件):
H04L 27/22 ,  H03G 3/20 ,  H03G 3/30 ,  H04J 3/00 ,  H04L 25/03
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-082010
  • 特開平3-222510
  • 特開平3-222510
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