特許
J-GLOBAL ID:200903067728627517

光スイッチ装置およびその調芯方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268588
公開番号(公開出願番号):特開平6-118318
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 非接触方式の光スイッチ装置を実現する。【構成】 マスター側光導波路とn側光導波路は非接触状態で対向させられ、マスター側光導波路あるいはこれに付設されたセンシング用光導波路は一定の微小な半径で回転運動させられる。そして、これら光導波路にセンシング光が入射され、これら光導波路と対向するn側光導波路あるいはモニタ用光導波路に向けて出射される。このセンシング光は、n側光導波路あるいはモニタ用光導波路の内部で反射され、マスター側光導波路あるいはセンシング用光導波路に戻ってくる。すると、マスター側光導波路あるいはセンシング用光導波路と、これらに対向するn側光導波路あるいはモニタ用光導波路との光結合効率は、回転運動にともなって変化する。ここで、この回転運動の位相とモニタ光の検出光量の変動の位相を対比すると、中心軸の偏位方向と一定の関係を有している。そこで、これを用いて偏位方向を算出し、これを修正するようにマスター側光コネクタあるいはn側光コネクタを平行移動させることにより調芯する。
請求項(抜粋):
光通信信号が伝送されるマスター側光導波路を有するマスター側光コネクタと、各々の端面が結合端面でアレイ状に配置された複数のn側光導波路を有し、前記結合端面が前記マスター側光導波路の端面と対向するように配置されたn側光コネクタと、前記マスター側光導波路を前記結合端面に沿って平行移動させる平行駆動手段と、前記平行駆動手段により平行移動されると共に、前記マスター側光導波路をその光軸を中心として回転させる回転駆動手段と、前記マスター側光導波路にセンシング用光導波路を結合する光結合手段と、前記センシング用光導波路にセンシング光を入射するセンシング光源と、前記マスター側光導波路から前記n側光導波路に入射された後に反射され、当該マスター側光導波路を経由して戻ってくるモニタ光を検出するモニタ光検出手段と、前記回転駆動手段による回転運動の位相と、前記モニタ光検出手段による検出光量の変動の位相にもとづき、前記マスター側光導波路の回転中心位置とこれに光結合すべき前記n側光導波路の中心位置との間の偏位方向を算出する演算手段と、前記偏位方向と反対方向に前記マスター側光導波路が移動するよう前記平行駆動手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする光スイッチ装置。
IPC (2件):
G02B 26/08 ,  G02B 6/36

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