特許
J-GLOBAL ID:200903067735370068

共役ジエン系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-059098
公開番号(公開出願番号):特開平10-306113
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 耐摩耗性、機械的特性を保持するとともに、コールドフローが改良され、貯蔵安定性、加工性にも優れた共役ジエン系重合体を提供すること。【解決手段】 希土類元素化合物系触媒を用いて、共役ジエン系化合物を重合して得られる重合体に、特定の有機ハロゲン化金属、ハロゲン化金属、ヘテロクムレン化合物、ヘテロ3員環化合物、ハロゲン化イソシアノ化合物、カルボン酸、酸ハロゲン化物、エステル化合物、炭酸エステル化合物、酸無水物およびカルボン酸の金属塩から選ばれる化合物を反応させる。
請求項(抜粋):
共役ジエン系化合物を、下記(a)〜(d)成分を主成分とする触媒を用い重合し、引き続き、下記(e)〜(j)成分の群から選ばれた少なくとも1種の化合物を反応させることを特徴とする共役ジエン系重合体の製造方法。(a)成分;周期律表の原子番号57〜71にあたる希土類元素含有化合物またはこれらの化合物とルイス塩基との反応から得られる化合物(b)成分;少なくとも1個の塩素原子、臭素原子および/またはヨウ素原子を有するハロゲン化有機金属化合物、ハロゲン化金属化合物もしくはハロゲン化有機化合物(c)成分;アルモキサン(d)成分;AlR1 R2 R3 (式中、R1 およびR2 は同一または異なり、炭素数1〜10の炭化水素基または水素原子、R3 は炭素数1〜10の炭化水素基であり、ただし、R3 は上記R1 またはR2 と同一または異なっていてもよい)に対応する有機アルミニウム化合物(e)成分;R4 n M′X4-n 、M′X4 、M′X3 またはR4 n M′(-R5 -COOR6 )4-n (式中、R4 およびR5 は同一または異なり、炭素数1〜20の炭化水素基、R6 は炭素数1〜20の炭化水素基であり、側鎖にエステル基を含んでいてもよく、M′はスズ原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子またはリン原子、Xはハロゲン原子、nは0〜3の整数である)に対応するハロゲン化有機金属化合物、ハロゲン化金属化合物または有機金属化合物(f)成分;分子中に、Y=C=Z結合(式中、Yは炭素原子、酸素原子、チッ素原子またはイオウ原子、Zは酸素原子、チッ素原子またはイオウ原子である)を含有するヘテロクムレン化合物(g)成分;分子中に【化1】結合(式中、Y′は酸素原子、チッ素原子またはイオウ原子である)を含有するヘテロ3員環化合物(h)成分;ハロゲン化イソシアノ化合物(i)成分;R7 -(COOH)m 、R8 (COX)m 、R9 -(COO-R10)、R11-OCOO-R12、R13-(COOCO-R14)m 、または【化2】(式中、R7 〜R15は同一または異なり、炭素数1〜50の炭化水素基、Xはハロゲン原子、mは1〜5の整数である)に対応するカルボン酸、酸ハロゲン化物、エステル化合物、炭酸エステル化合物、または酸無水物(j)成分;R16l M′′(OCOR17)4-l 、R18l M′′(OCO-R19-COOR20)4-l 、または【化3】(式中、R16〜R22は同一または異なり、炭素数1〜20の炭化水素基、M′′はスズ原子、ケイ素原子またはゲルマニウム原子、lは0〜3の整数である)に対応するカルボン酸の金属塩
IPC (2件):
C08F 4/52 ,  C08F136/00
FI (2件):
C08F 4/52 ,  C08F136/00
引用特許:
審査官引用 (10件)
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