特許
J-GLOBAL ID:200903067738468190

転子下、転子周囲、および大腿骨頸部の骨折に対する処置のための骨接合補助具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-500153
公開番号(公開出願番号):特表平9-509333
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】本発明は、転子下、転子周囲、および大腿骨頸部の骨折に対する処置のためのものであり、大腿骨(11)の基端部から骨髄のところへと導入されることができ、その先端領域(15)に先端ロック部材を受け入れるための少なくとも1つの貫通孔(13)を有し、かつ、同様に、その基端領域(14)に傾斜通路(16)を有する固定用釘(12)と、横方向位置から傾斜通路(16)を通過して大腿骨の頸部(17)および頭部(18)内へと導入されることができる大腿骨頸部用部材(19)とを具備する骨接合補助具(10)であって、大腿骨の頭部(18)内に埋設され得る大腿骨頸部用部材の少なくとも一部は、横断面が円形でも回転対称でもない。好ましくは、この領域(34)は、二重T型、あるいは二重I型形状(35)を有している。大腿骨の頭部から遠い側の端部において、大腿骨頸部用ブレード(19)には、また、径方向に突出する鍔(33)が設けられ、この鍔は、大腿骨頸部用ブレード(19)が固定用釘(12)を通して傾斜通路(16)中に挿入され得る横方向の程度を制限している。
請求項(抜粋):
転子下、転子周囲、および大腿骨頸部の骨折に対する処置のためのものであて、 大腿骨(11)の基端部から骨髄のところへと導入されることができ、その先端領域(15)に先端ロック部材を受け入れるための少なくとも1つの貫通孔(13)を有し、かつ、同様に、その基端領域(14)に傾斜通路(16)を有する固定用釘(12)と、 横方向位置から前記傾斜通路(16)を挿通して大腿骨の頸部(17)および頭部(18)内へと導入されることができる大腿骨頸部用部材(19)とを具備し、 ステイピンあるいは均等物が前記固定用釘(12)の基端部(20)に挿入され、これにより、前記固定用釘(12)の前記基端領域(14)における前記傾斜通路(16)内での前記大腿骨頸部用部材(19)の軸線回りの動きが制限され得るか、あるいは、完全に妨げられ得るかのどちらかである骨接合補助具(10)であって、 前記大腿骨頸部用部材は、横断面が円形でも回転対称でもなく、特に、矩形横断面である大腿骨頸部用ブレード(19)として構成され、 前記大腿骨頸部用ブレード(19)を受け入れるための前記傾斜通路(16)は、前記大腿骨頸部用ブレード(19)が該傾斜通路(16)内においてがたつくことなくかつ回転に対して安定な状態で永久的に保持されるよう、前記大腿骨頸部用ブレード(19)に係合する横断面、すなわち、特に、矩形横断面であることを特徴とする骨接合補助具。

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